今日は一日予定がなかったので、急きょ思い立って朝から出かけた先は。
ザ・世界遺産。
天壇公園であります。
これまで数回行ったことがあるのだけど、どれも日本からのお客様のアテンドだったので、じっくり見たことはなかったのでした。
美しい色合い、なんだか愛おしい丸いフォルム、そして「ここは世界遺産ですよね?」と思わず聞きたくなる自由すぎる人々・・・と、2時間たっぷり満喫した天壇公園への交通手段は。
バスです。
今日は天壇公園南門まで1本で行ってくれるバスに乗ってGO。
朝から晩まで渋滞がひどい北京。 さて、どれくらいかかるかな~?
北京のメインストリート『長安街』を西へ進むと。
北京の銀座『王府井』前を通過。 ここは歩行者天国で観光客がごったがえす場所なんだけど、10時前だとまだこの程度。
(あ、銀座かどうかは各自の判断に任せます)
王府井を通過し、さらに西へ進むと、見えてきましたよ~。
北京と言えば!の天安門。
・・・・・なんだけど、およよ? 赤いはずの門が緑だぞ?
どうやら修復中のようです。
が。
メインのお顔は緑ではなく血色よろし。
でも私がこの立場だったら自分の顔だけ不自然に目立つのもいやなので、その時はおそろいの緑のカバーをかけて修復よろしくお願いします。
さて、バスは天安門の前で左折、天安門広場沿いに今度は南へ向かいます。
すると、右手には。
なんだか素敵な建築物が。
なんだろ? こんなメインの場所に、西洋建築っぽいものが・・・。
調べてみたら『大陸銀行旧址』だそうです。
バスに乗ると渋滞でゆっくり進むので、思いがけないスポットが発見できて楽しいな~。
・・・なんて浮かれていたかと言えばそうではなく、実は半分窒息しそうになっていた私です。
というのは。
前に座ってるおっちゃんが、何やらキョーレツに匂うのだった。
窓を開けているので涼しい秋の空気が入ってくるのだけど、それと一緒におっちゃんのかほりももれなく漂ってきて、数回に一回、形容し難いザ・ニオイという名の兵器が私を襲います。
私が席を移動したらいい話なんだけど、この最後列の窓側は人の目を気にせず写真を撮れるので動きたくない。
・・・と、その時、あるものを持っていることに気づいた私! すかさず四次元ポケットから取り出しましたよ~。
ミントのくりぃ~む~! ちゃらりらっ
気分をリフレッシュしたい時に使うこのクリームは、とっても素敵なミントの香り。
普段はこめかみとかに塗るのだけど、そうだ、これを鼻につけたらミントの香りが余計な香りをごまかしてくれるのでは!
・・・と、さっそくお鼻にぬりぬり、ぬりぬり。
・・・・・。
?????
鼻水ガ、出テキタヨ。
オ鼻ガ、ヒリヒリスルアルヨ。
そうこうしているうちに、バスは。
『前門』の横を通過。
観光地『前門』に近づくと、小さなお店でにぎわってきます。
観光地に到着する度に下車する人がいるので、このあたりになると。
乗客もまばら。
が、よりによって前の席のニオうおっちゃんは、まだ降りる気配なし。
そして私はまだ鼻タレ状態。
こうして約1時間のバスの旅を終え、無事(なのか?そうなのか?)天壇公園に到着です。
ちなみにバス代は、交通カードを使うとまさかの・・・。
0.4元(約5円)。
それでは天壇観光始めましょう!
続きはまた今度。
バスの旅は楽し。 ただし、座席運がないと、鼻をタラすことになります。