北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

天高く、便器に出くわす秋

2012-09-13 21:46:04 | 北京暮らし いろいろ

昨日の夕方。

 

北京を代表するビジネス街。

この前の晩に雨が降り、風も強い一日だったから、夕方まで本当に爽やかな秋の一日でした。

あまりに気持ちが良くて、思わずパチリ。

 

 

とまあ、こんな素敵な秋を体感できる北京だけど、バスに乗っていてふと外を見たら、

 

 

 

バスと並行して走るに~ちゃん。

 

 

・・・・・の肩にオウム!?

 

 

 

ボケボケなのが残念な写真だけど、正真正銘、に~ちゃんの肩にはオウム。ナンデ?

 

 

 

素敵な天気にうつつを抜かしていたら、思わぬところでびっくりの光景に出会ってしまう。

そう、それが北京。

 

 

先日も。

 

 

 

 

いつもの(ぱんちゅも堂々と干してる家が並ぶ)道を通っていたら、前方に白い物体が。

 

 

 

 

(問) ・・・・・コレハ何デスカ?

 

 

 

 

(答) コレハ、便器デス。

 

 

爽やかな秋の空の下、便器を発見した朝でした。

 

 

 

ゴミ箱にタンを吐いちゃう人もいる北京。

いっそ便器も並べて、路上どこでもトイレのちびっこに提供しては??


何故か人形のいる炸醤面やさん

2012-09-12 21:51:43 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

天壇公園からの帰り道。 

バス停に向かってふらふら歩いていると。

 

 

 

おおっ!!!

北京を代表する麺、炸醤面のお店だ!

 

 

 

さっそくおひとりさま炸醤面ランチです。

 

 

 

 

最初に手打ち茹でたて麺と肉みそがど~んと出てきて、それからスタッフが小皿ぞれぞれ入ったきゅうりや枝豆、大根、大豆、セロリ・・・などを運んできて「全部入れていいか?」と確認。

OK!ならば、麺の上にどかどか乗せてできあがり。肉みそをぐっちゃぐっちゃに絡めていただきます!

 

 

実はこれまでほとんど炸醤面を食べたことがなかったのだけど、日本で食べるものよりしょっぱめの北京の肉みそが麺に絡まって、なかなかうまうま。

 

ただ・・・。

 

 

量、多すぎ。

ここは最低2人で来て、炸醤面と2~3品頼んでシェアしたいところです。

 

 

 

ところで、食べながらず~っと疑問に思っていたことがありました。

北京で炸醤面の老舗と言えば『老北京炸醤面大王』。

もともと天壇のすぐそばにあったのだけど、すでに移転したとの情報もアリ。

 

そしてこの店の名前は『老北京炸醤面』。  “大王”が抜けてますね。

まったく別の店なんかな?

 

 

 

ま、繁盛しているだけあってなかなかおいしかったし、店の窓際にはなぜか。

 

 

 

人形が、

 

 

 

食事中だったし、

 

 

ま、良しとしますか。

(強引なシメ)

 

人形に見られながらのランチはちょっぴり緊張。


天壇公園でも例のアレ、発見!

2012-09-11 21:14:13 | 北京暮らし おでかけ編

なが~く引っ張ってきた天壇観光レポ(・・・といえるのかわからないけど)もいよいよおしまい。

 

長廊を抜けて東門へ向かう途中にある、風水にしたがって置いたという『七星石(といいつつ石は8個あったりする)』は、さくっと見るだけで帰りましょ。

とカメラを向けたら。

 

 

 

・・・・・ん? 石の向こうに人がいっぱい。

 

 

 

歌が聞こえるわけでもなく、踊っている様子もない。

ということは、もしやこれ、例のアレではないですか??

 

 

 

 

ザ・公園お見合い!

 

 

 

果たしてそうでした。

以前中山公園で見た、

 

 

 

親とか結婚相談所のスタッフが子供の履歴書を持参して、(本人そっちのけで)繰り広げるお見合い広場。(詳しくは→ この日の日記を)

(*写真は中山公園のものです)

 

 

 

中山公園に比べて規模は小さかったものの、お財布に大事にしまってある子供の写真を見せ合ったり、親同士で連絡先を交換したり・・・と、熱気は十分。

いやはや、まさか天壇公園でもお見合い会場を目にするとは・・・。

 

 

 

 

それでは東門に向かって進みましょう。

 

 

・・・とその前に、一応社会勉強として天壇公園のトイレはどんなもんかいなとチェックチェック。

 

 

<結論>

設備はきれいだ。 

ただし、扉を開けっ放しで用を足す人はやはりいるので、利用される際はイキナリ扉を開けないことをおすすめします。(頼むから鍵ぐらいしめてくれ)

 

 

 

 

では改めて、東門へ。

 

 

 

って、遠っ!!! (門、見えへんやん) 

やっぱり広いわ、天壇公園。

 

 

 

それでは最後に、天壇公園を参観するにあたっての注意書きをみなさんで確認しましょう!

 

 

 

『大音量の音楽とか、みんなの参観に邪魔になるような騒音は禁止だよ』

 

 

あのカラオケは、北京基準ではセーフ・・・らしい。 

 

 

 

世界遺産までもお見合い会場と化す北京、 あちこちの公園で開催されてるのかも。


天壇公園でまさかのカラオケ大会 絶賛開催中!

2012-09-10 19:13:55 | 北京暮らし 中国のひとびと

さて、一通り世界遺産・天壇公園を参観しました。

が。

 

この素晴らしい祈年殿の周囲で、大音量の昭和歌謡風ミュージックがガンガン聞こえてくるのです。

 

 

 

そこで、音のする方へと近づいていくと。

 

 

 

 

あ! なんか人が集まってる!

ここかな?

 

 

 

・・・・・違いました。

 

 

 

 

 

ここは、二胡好きさんのグループでした。

あちこちで聞こえる二胡の演奏。

そして、その前に立つおばちゃんはというと。

 

 

 

高らかに、いかにも中国って感じの(京劇で聞いたような)を歌ってました。 

 

いいなあ。

私もいつか天壇・二胡デビューして、その時にはやっちゃんに高らかにうたってもらおう。

 

 

 

 

おっと、肝心の昭和歌謡ですよ。

いったいどこから聞こえてくるのかな???

 

 

 

 

むむっ!?

あの人だかり。 もしやあれか??

 

 

 

 

そうでした!

真ん中でマイク持って、おっちゃん、歌ってます。

 

 

 

 

高らかに、酔いしれて、大いに歌い上げてます。

 

 

 

が、私の目を釘づけにしたのは、その背後にいる“why~???”みたいなポーズの、アニマル柄が目に眩しいおばちゃん。

 

実はこのおばちゃんを含め、カラオケ広場では。

 

 

 

 

数人のダンサーがカラオケに合わせてゆる~く踊ってました。

無表情で真剣に踊っている様がなんとも不思議。

 

 

歌に合わせて振付が決まっているのか、それともみんな好き好きに踊っているのかは不明。

というか、カラオケに合わせて踊ってるよ、おばちゃん!って現実に圧倒されて、そこまで冷静に観察することができない、まだまだヘタレな私なのでした。

 

 

ちなみに、歌っていたのはほんの数人の男性、歌はそこそこ上手で、中には観客からおひねりをもらっちゃう人も。

 

 

「有難う! みなさん! ご声援、有難う!」

 

 

って、完全に歌手気取りやん。

 

 

 

 

青空カラオケ広場のすぐ隣は、ごくごく普通の散歩道。

晩御飯の材料なのか、セロリの束を抱えたおばちゃんが、ゆっくり歩いていきました。

 

 

 

さ~て、世界遺産も堪能したし、カラオケ大会も楽しんだし、そろそろ。

 

 

 

 

東門へ向かう『七十二長廊』を通って帰りましょう。

 

 

 

なが~く続く長廊。

まったりするには、そりゃあもう最適。

 

 

なので、北京のみなさん、思い思いに楽しんでおられまして。

 

 

 

 

将棋をさす人。

 

 

 

 

編み物をする人。

 

 

 

 

こちらは・・・合唱グループですね。

 

 

 

 

一番多いのは、トランプに興じる人々。

 

 

 

 

人々の憩いの場、天壇公園。

楽しい時間を有難う!

最後にもういちど、長廊の向こうにそびえる祈年殿を遠くからパチリ!

 

 

 

・・・およよ??

 

 

 

 

なんか、左手前に写りこんじゃったよ!?

 

 

 

こっ、これは!

 

 

 

 

例の頭に直接かぶる傘ではないですかっ!?

 

 

 

 

なるほど~。

こんな風に頭にセットしていたんですね。

 

 

 

というわけで、最後の最後まで楽しめる天壇公園なのでした。

 

 

バックダンサーを従えて高らかに・・・。  気持ちよさそう! 


天壇公園・・・の顔 祈年殿をまっとうに観光する

2012-09-09 23:51:14 | 北京暮らし おでかけ編

ぶらり天壇めぐり。 続いてはいよいよ最大の見どころ、祈年殿へ向かいます。

これまでついつい変なおばちゃん達に目を奪われてきたけど、ここ、天壇のメインはまっとうに観光したいと思います。

 

 

 

この門を超えて、さあいくぞ!

 

 

と気合が入った私の耳に、なぜか郷愁をさそうギターの音色。

 

 

 

 

・・・・・なんで?

なんで天壇に、カウボーイハット?

 

 

 

 

さらに、そばで聴き入るおじちゃん。 

いくら初秋の風が心地よい北京とはいえその皮ジャン、さすがに季節先取り過ぎやろ。

 

 

 

さっそく出鼻をくじかれた感ありありです。 

ま、それは置いといて、この門の手前には。

 

 

 

 

『九龍柏』。

9匹の龍がからまっているように見えることから名付けられたのだけど、さあ、どこに9匹の龍がいるでしょうか。

正解の方にはど~んと、北京おもしろスポットツアーにご招待いたします。

ふるってご参加を!

 

 

 

 

それでは気を取り直して。 門の向こうに見える祈年殿へ向かってGO!

 

 

 

 

・・・って、遠っ!!!

今更ながら、北京の公園。どこもデカすぎ。

 

 

ちなみに真ん中の道は『神道』、つまり天帝のみが通った道だということなので、遠慮なく真ん中をずんずん歩いてどこまでも行きましょう。

 

 

 

この祈年門の向こうが最大の見どころ、祈年殿。

一気に駆け抜けたいところなのですが、門の手前でわちゃわちゃやってる家族が気になって仕方がない。

 

 

 

 

一見、ごくごく普通のチャイニーズファミリーなんだけど。

よ~く見たら。

 

 

 

 

レフ板・・・???

 

 

 

一人娘の撮影会 at 天壇。

気合い入りすぎ。

 

 

 

 

 

それではまたまた気を取り直して、祈年門をくぐり、いよいよ祈年殿へ。

 

 

 

 

おぉ~! これぞ天壇公園の顔! 祈年殿です。

 

 

 

 

 

さすがに脇を固めるやつらもかわいい。

これはなんだ? 魚か?

アンニュイな目にやる気のない口。 たまらない。

 

 

 

 

 

それでは祈年殿についてちょこっと解説を。

春節に皇帝がここを訪れて、五穀豊穣を願ったとか。

 

天を表す円と奇数から構成された祭壇で、基壇は・・・・・うにゃうにゃ。

 

 

・・・以下省略。

面倒くさいので、興味のある方は→コチラのサイトの説明を読んでください。

 

 

 

 

かいつまんで言いますと、祈年殿の中の四本の大きな柱は四季を表し、その周囲の柱12本が12の時刻を。

そして。

 

 

 

 

丈夫で天井を支える1本が12か月を表す・・・とのこと。

 

 

 

ま、要するに、今ブーム(なんだか、もうブームが過ぎ去ったのかわからないけど)、めっちゃめちゃパワースポットっちゅ~わけです。

 

 

 

 と、そんなメジャーなパワースポットだけでは面白くないぞというあなたには。

 

 

こちら。

なんの扉かというと。

 

 

『古稀門』といいます。

古稀・・・といえば、そう、70歳。

 

この門は、乾隆帝が70歳になった時、「祭祀の度になが~い距離を歩くのは大変でっしゃろ。 この門を通っていきなはれ」と作ってもらいめっちゃ喜んだ乾隆帝なのですが、はたと、「この門をくぐって後の若い者たちが楽して怠けもんになってはならん!」と思い立ち、“この門は70歳になってからしかくぐれまへん!”と決めたのだとか。

 

ちなみに、乾隆帝以降70歳まで生きたものはおらず、結局乾隆帝ただひとりだけがくぐった門になりましたとさ。

 

 

おしまい。

 

 

 

というわけで、天壇参観も無事に終了!

 

 

・・・といきたいところですが、さっきからやたらと昭和歌謡のような、なんだか懐かしい雰囲気の音楽がガンガン(大音量で)聞こえてくるのです。

 

 

 

改めて問いたい。

ここは世界遺産、天壇公園ですよね?

 

 

 

というわけで、続きはまた今度。

 

天壇に流れるこのムード歌謡は、なに??


天壇公園 イジワルおばちゃん現る!の巻

2012-09-08 21:33:12 | 北京暮らし おでかけ編

天壇めぐり。 

2つ目の見どころは。

 

『皇穹宇』です。

入り口からは。 

 

 

 

あ! 円形の宮殿が見えたぞ!

「祭祀の際に皇帝の位牌が置かれた」by地球の歩き方・・・だそうです。

 

 

 

 

この宮殿。昔は緑色の瑠璃瓦だったとか。

今は青瑠璃瓦。

今回、多くの写真はカメラのアートフィルター機能を使ってちょっぴりカラフルに撮ってますが、肉眼で見てもかなりカラフルです。

カラフル好きの血が騒ぐ・・・。 

 

 

で、中はというと。

 

 

 

 

これまたカラフル!

 

 

この中には360匹の龍が飛び交っているとか。

それではさっそく数えてみましょう。

 

 

 

羊が一匹、羊が二匹、羊が・・・zzz

 

 

 

 

 

眠くなったのでやめました。

 

 

 

 

とにかく龍てんこもり!だったのは間違いありません。

 

 

 

 

 

さて、このぐるりと円形に囲まれた壁。

『回音壁』と言い、壁に向かってささやいた声が180度反対側の壁の前で聞こえる・・・・・という、なんともびっくりな壁なので是非とも試してみたいのですが、今日は私一人。無理です。

 

 

ちなみに。

 

 

 

 

何やらささやいている人は結構いたけど、その結果反対側で聞こえたかどうかは不明。

 

 

 

がしかし。

がっかりするのはまだ早い!

 

私一人でもチャレンジできるものがここにはあるんです。

それは!

 

 

 

『三音石』

1枚目の石の上で手を叩くと1回、2枚目の上だと2回、3枚目の上だと3回、こだまが聞こえてくるという、これまたほんまかいなという不思議スポット。

  

が、そんな不思議スポットにも関わらず、手を叩いてる人がだ~れもいない。

 

 

 

みんな、恥ずかしがりだなあ。

ならば私がいっちょ、お手本を見せてあげましょう。

・・・というわけで。

 

 

 

 

石の上に3年。

・・・じゃなかった、石の上で手を叩いてみました。

 

 

 

1枚目の上でぽんっ!

 

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

2枚目の上でもぽんっ!!

 

 

 

 

・・・・・???

 

 

 

そして3枚目の上でもぽんっ!!!

 

 

 

 

 

・・・・・。(し~ん)

 

 

 

 

こだまは聞こえず、人々の注目を集めただけで終わってしまった。

 

 

 

 

おいっ、ガイドブック!

ガセネタかいっ!?

 

 

 

 

とそこへ、中国人団体ツアー客がぞろぞろ。

ガイドさんがなにやら説明しているのでこれはもしやとツアー客に混じって聞いてみたら、やっぱりここで手を叩くとこだまが響くらしい。

 

 

 

 

で、ツアー客の一人がさっそく挑戦してみました。

 

 

 

ツアー客。 大きく一回 ぽんっ!!

 

 

 

ぽんっ!

 

 

 

 

!!!!!

 

こだま!?

今、こだま聞こえた???

 

 

 

 

ツアー客、もう一度、ぽんっ!

 

 

 

すると。

 

 

 

ぽんっ! ぽんっ! ぽんっ! ぽんっ! ぽんっ! ぽんっ! ぽんっ!

 

 

 

・・・って、多すぎるやろっ!!!

天壇、盛りすぎや!

 

 

と思ったら、こだまの犯人は。

 

 

 

 

この左側の、ふくらはぎシップ状態のおばはんなのだった。

 

 

 

・・・それはあかんやろ、おばはん。

 

 

 

あろうことかこのふくらはぎシップおばはんは、観光客が三音石で手を叩くたびに、それに合わせてぽ~んぽ~ん。

歩きながらもぽ~んぽ~ん。

自分がここを去るまでぽ~んぽ~ん。

 

 

 

結局おばちゃんのぽ~んぽ~んに邪魔されて、三音石のこだまは一回たりとも聞こえなかったのでした。


天壇公園 耳をすませて聞こえてきたのは?

2012-09-07 22:37:47 | 北京暮らし おでかけ編

ぶらり、天壇めぐり。

いよいよ旅行ガイドブックに載ってるようなメインスポット、登場です。

 

 

この、みっつの門の向こうには。

 

 

 

あ、もうひとつ門ですか。

 

 

 

ぐる~っと囲まれたこのスペース。

思わず

 

「わたし今、天壇にいるねんっ!」

 

と、お友達に自慢したくなっちゃう人もいらっしゃるでしょう。

 

 

わかります。(←わかるのか?)

なんといっても、泣く子も黙る世界遺産ですもんね。

 

 

 

でもね。

 

 

 

雷雨の時は携帯使用禁止らしいので、世界遺産自慢は雷雨から逃れてからゆっくりなさることをおススメします。

 

 

 

この日はラッキーなことに雷雨ではなかったので、携帯片手に奥へと進んでいきたいと思います。

 

さて、この場所は『圜丘壇』という場所。

皇帝が毎年冬至にここでその年に起こった出来事を天帝に報告した場所だとか。

さっそくワタクシもここに登って、僭越ながらワタクシゴトを報告しようと階段に向かうと。

 

 

 

なんか、映画に出てくるような2人が降りてきた。

 

何か特別なことを天帝に報告したに違いないな。うん。

 

 

 

 

どうでもいいけど、アニマル関係にはついつい心惹かれてしまう。

おちょぼぐちに見えなくもない・・・。

 

 

 

さて、壇の中心にあるこの丸い大理石。

『この石の上で一声ささやくと、その声が周囲に反射してこだまする不思議な造りになっている』by地球の歩き方

 

 

 

ふむふむ。

ならばこの上に立った人の話し声は、どんなささやき声でも私の耳に届くのですね。

ということは。

 

 

 

この中途半端なポーズをとる外国人観光客のささやきが私の耳にも・・・

 

 

 

と期待して耳をすましてみたのだけれど、聞こえてきたのは当然。

 

 

 

中国人観光客の歓声だけだった。

(まさかの翻訳機能付き!?)

 

 

 

 

この円の上でささやいてみたかったけど、写真を撮ろうと待ち構えている観光客だらけだったので。

 

 

 

あっさり諦めて、次なるスポット、あのとんがった屋根の場所へ行ってみたいと思います。

 

 

 

 

それにしてもさすが世界遺産。 欧米人観光客も多いなあ・・・。

 

 

 

 

って、あんた。 その帽子!!!

 

 

 

 

それでは、続きはまた今度。

 

周囲を囲む欄干に自分の声が反響して聞こえる!

 

・・・・を体感したければ、早朝、人がいない時に行くべき?


天壇公園 おばちゃんはここでも踊る!の巻

2012-09-06 22:22:59 | 北京暮らし おでかけ編

ぶらり天壇歩き。

 

 

 

東西南北それぞれ入り口があるんだけど、ここはやはり南門から。

 

 

 

チケットは共通券35元。公園だけなら15元で入れるけど、建築物を見るならこちらです。

 

 

 

南門から入る理由は、3つのメインの建築が南北まっすぐ一直線に並んでいるのがわかるから。

 

 

 

それにしても広いぞ、天壇。

全部うろうろするのは無理なので、まっすぐ北に向かって進んでいこうと思います。

 

 

 

さて、南門をくぐってまず目に飛び込んできたのは、素晴らしい宮殿でも壮大な建築物でもなく。

 

 

 

趣味やスポーツに興じるみなさん。

こちらは、羽を足で蹴るこちらのスポーツ。あちこちで目にします。

 

 

 

 

こちらはジョギング中の2人。

 

 

・・・の前をすす~っと横切るローラースケート(?)のおっちゃん。

 

 

 

 

こちらはバドミントンに興じる2人。

 

 

・・・に割って入る、ローラースケート(?)のおっちゃん。

 

 

 

 

おっ!? これはっ!!!

 

 

 

 

筆と水を使って地面に書く『地書』だ!

天壇公園に行く楽しみのひとつがこれ。

 

 

大きな筆でするするする~っとみなさん達筆。

 

 

 

 

「おいおい、わしの字をふむんじゃないぞ」

 

 

などとは言ってませんが、がきんちょ、踏むんじゃないぞ。 ついでにトイレも禁止だぞ。

 

 

 

・・・と色々楽しんでいるみなさんを紹介してきましたが、実は天壇に入った瞬間から目が釘付けだったのがこちら。

 

 

 

 

出た! 踊るおばちゃん。

 

 

公園内、大音量でガンガン音楽流れてます。

 

 

ちなみに踊るおばちゃんグループはここだけではなく、公園の中ほどの。

 

 

 

 

こ~んな広いスペースでも、みんな踊る、踊る!

 

 

 

 

一瞬、欧米人観光客が混じっているのかと思ったけど、前にまわって確認したところ、立派な中国人だったことをここに報告いたします。(コントのような髪だった)

 

 

 

えっ?? 

動くおばちゃんを見てみたいって?

 

 

これまた大胆なリクエストで・・・。

 

それではこちらをどうぞ!(音が出ます)

 

 

 いつか私も参加したい・・・。

 

 

 

それではいよいよ最初の見どころ、『圜丘壇』へ!

続きはまた今度。

 

 

天壇公園。 楽しみ方は自由です。

 

・・・って、自由すぎる?


世界遺産『天壇』行きのバス・・・の中で私、鼻タレと化すの巻

2012-09-05 22:10:16 | 北京暮らし おでかけ編

今日は一日予定がなかったので、急きょ思い立って朝から出かけた先は。

 

 

ザ・世界遺産。

天壇公園であります。

 

これまで数回行ったことがあるのだけど、どれも日本からのお客様のアテンドだったので、じっくり見たことはなかったのでした。

 美しい色合い、なんだか愛おしい丸いフォルム、そして「ここは世界遺産ですよね?」と思わず聞きたくなる自由すぎる人々・・・と、2時間たっぷり満喫した天壇公園への交通手段は。

 

 

バスです。

 

 

今日は天壇公園南門まで1本で行ってくれるバスに乗ってGO。

朝から晩まで渋滞がひどい北京。 さて、どれくらいかかるかな~? 

 

 

 

北京のメインストリート『長安街』を西へ進むと。

 

 

 

 

 

北京の銀座『王府井』前を通過。 ここは歩行者天国で観光客がごったがえす場所なんだけど、10時前だとまだこの程度。

(あ、銀座かどうかは各自の判断に任せます)

 

 

 

王府井を通過し、さらに西へ進むと、見えてきましたよ~。

 

 

 

北京と言えば!の天安門。

・・・・・なんだけど、およよ? 赤いはずの門が緑だぞ?

 

 

どうやら修復中のようです。

が。

 

 

 

 

メインのお顔は緑ではなく血色よろし。

 

 

 

でも私がこの立場だったら自分の顔だけ不自然に目立つのもいやなので、その時はおそろいの緑のカバーをかけて修復よろしくお願いします。 

 

 

 

さて、バスは天安門の前で左折、天安門広場沿いに今度は南へ向かいます。

すると、右手には。

 

 

 

なんだか素敵な建築物が。

なんだろ? こんなメインの場所に、西洋建築っぽいものが・・・。

 

 

 

 

調べてみたら『大陸銀行旧址』だそうです。

バスに乗ると渋滞でゆっくり進むので、思いがけないスポットが発見できて楽しいな~。

 

 

・・・なんて浮かれていたかと言えばそうではなく、実は半分窒息しそうになっていた私です。

というのは。

 

 

 

 

前に座ってるおっちゃんが、何やらキョーレツに匂うのだった。

 

窓を開けているので涼しい秋の空気が入ってくるのだけど、それと一緒におっちゃんのかほりももれなく漂ってきて、数回に一回、形容し難いザ・ニオイという名の兵器が私を襲います。

 

 

私が席を移動したらいい話なんだけど、この最後列の窓側は人の目を気にせず写真を撮れるので動きたくない。

 

 

・・・と、その時、あるものを持っていることに気づいた私! すかさず四次元ポケットから取り出しましたよ~。 

 

 

 

 

ミントのくりぃ~む~! ちゃらりらっ

 

 

気分をリフレッシュしたい時に使うこのクリームは、とっても素敵なミントの香り。

普段はこめかみとかに塗るのだけど、そうだ、これを鼻につけたらミントの香りが余計な香りをごまかしてくれるのでは!

・・・と、さっそくお鼻にぬりぬり、ぬりぬり。

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

 

 

?????

 

 

 

 

鼻水ガ、出テキタヨ。 

オ鼻ガ、ヒリヒリスルアルヨ。

 

 

 

そうこうしているうちに、バスは。 

 

 

 

『前門』の横を通過。

 

 

 

 

 

観光地『前門』に近づくと、小さなお店でにぎわってきます。

 

 

 

観光地に到着する度に下車する人がいるので、このあたりになると。

 

 

 

乗客もまばら。

 

が、よりによって前の席のニオうおっちゃんは、まだ降りる気配なし。

そして私はまだ鼻タレ状態。

 

 

 

こうして約1時間のバスの旅を終え、無事(なのか?そうなのか?)天壇公園に到着です。

ちなみにバス代は、交通カードを使うとまさかの・・・。

 

 

0.4元(約5円)。   

 

 

 

 

それでは天壇観光始めましょう!

続きはまた今度。

 

 

 

バスの旅は楽し。 ただし、座席運がないと、鼻をタラすことになります。


かわいい雑貨、そしてれんげを求めてうろうろ

2012-09-04 22:09:16 | 北京暮らし いろいろ

なんと今日もいちにち、素敵な晴天でした。

 

天気予報によると明日から天気は下り坂のようなので、ミラクルももはや今日までか・・・。

とは言え3日連続素敵な青空。

「おまえ、やればできるじゃないかっ!」と、熱血先生がヘタレ君に言うように、熱く北京の肩をバシバシたたいてやりたい気分です。  

 

 

ちょこちょこ予定が入っていたので遠出はできなかったのだけど、近場を自転車でぐるぐる。

涼しい風が本当に気持ちよくて、道行く人々がタンを吐きまくろうがチビっこがトイレしまくろうが微笑ましく見てしまう、そんな秋の晴天です。

 

 

 

うそです。 

そんな心の広い人がいたら、職員室まで来てください。

 

 

 

 

さて、このお店は工体北路というところにある『FLAME TREE』。

『FLAME TREE』 工体北路17号

 

 

 

山西省の中国民族家具とアジアン雑貨をそろえるお店。

チャイナ家具はほんとに可愛い・・・のだけど、今の所買う予定はないので。

 

 

 

 

民族チックななが~い2連ネックレスをゲット。

おもちゃみたいだけど、いろんな色のごちゃごちゃ感が好みです。

 

 

この道をまっすぐ行くと、『三里屯』。

 

ここは“北京のろっぽんぎ”と呼ばれるエリアで、六本木かどうかは各自の判断に任せるとして、まあ欧米人、めちゃめちゃ多いですわ。

そのエリアのちっちゃな店で。

 

 

農民画のポストカードを発見。

風景や人々の暮らしを描いたポストカードはあるけれど、京劇バージョンは初めてだったので迷わずゲット。

 

 

 

そして、そのままふらふらと自転車を走らせ、とある市場で。

 

 

 

 

紅茶などのティーバッグトレイ。

他にも数種類あったのですが悩んだ末にこちらに決定。

が、チャイナ柄がかわいいっ!とゲットした後、はたと我に返ってしまいました。

 

 

 

私、紅茶ほとんど飲まへんやん・・・。

 

 

 

というわけで、しばらくは入れ歯置きにでもしておこうと思います。

 

 

 

 

もちろん嘘です。

ひそかに『8020』目指してます。

 

 

 

ところで、北京に来て7か月半。

例の“れんげ探しの旅”、まだ継続ちゅう。(以前の活動報告は→ この日 とか この日の日記を)

この日出会ったのは、今まで見たことなかったタイプ。

 

 

 

チーパオ(チャイナ服)柄!

上のティーバッグトレイに比べると画はずっと雑だけど、お安いのでこれで十分。

れんげ熱、まだまだ続きそうです。 

 

 

レンゲ部 ただいま部員1名(部長兼)


『北京ちょっとだけふれあった街歩き』 釣った魚が気になるのぞ巻

2012-09-03 18:19:37 | 北京暮らし 街歩き

今朝起きたら、なんと・・・。

 

 

昨日に引き続き、きれいな青空! 清潔な空気!

 

 

雨、そして若干強めの風が、連日青空という素敵なミラクルをプレゼントしてくれました。

(ま、汚染物質が流されて吹っ飛ばされただけ。 どこへ行ったかは考えないことにする)

 

 

 

さて、あまりにすがすがしい朝だったので、思い切って、何か月ぶりかに、

 

 

 

 

窓を開けた。

 

(普段は恐ろしくてとてもとても・・・)

 

 

 

部屋に入ってくる空気は完全に秋のそれ。

案の定。

 

 

 

湿度、急降下。

部屋の中で久しぶりに静電気バリッ!の洗礼を受けました。 

乾燥シーズン、いよいよ開幕です。

 

 

 

 

さて、なんでも希少なものは有難く感じるもので、こんな青空の日にじっとしているなんて勿体なくて、うずうず、うずうず。

が、午後から用事があったため遠出はできない。

 

 

というわけで近場をぶらぶらしてみました。

久しぶりに、旅番組『世界ふれあい街歩き』風にお届けします。

 

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♪♪ ちゃぁ~らぁ~ららぁ~(←テーマソング)

中国の首都、北京。

絶滅危惧種に指定してもいいくらいの青空晴天の下をぶらり歩いて・・・じゃなくて、自転車で走ってみようかな。

 

 

 

目的の地下鉄の駅まで、今日はこの川沿いを自転車で走ってみることにしよう。

 

 

 

 

相変わらずこの真ん中にささってる赤いのが何なのか不明。

 

 

 

 

遊歩道に咲くお花さん、こんにちは。

 

 

 

素敵な秋の一日ですね。

 

 

などと花にうつつを抜かしていたら、もれなくその辺に落ちている犬のう○ちをふむことになるので、くれぐれも気は抜かぬようご注意ください。

 

 

 

・・・・・おやぁ? 誰か後ろからやってきましたよ~?

と、振り返ったらそこにはバイクのに~ちゃんが。

で、いきなり。

 

 

 

「何の写真撮ってんの~?」

 

 

 

と聞いてきた。

北京の人、見ず知らずの人にもズカズカ声かけてきますね~。

 

 

 

と、そのに~ちゃんのバイクを見た私の目が点。

 

 

 

 

ぷ~さん???

 

 

 

おいおい、ワイルドなバイクに、プ~さんかよ。

と思って見ていたら。

 

 

 

「おれ、プーさん好きやねん」 

 

 

 

ほほぉ。そうでしたか。 

北京の男性はキャラクター好きが多いけど、このプー兄さん(誤解招きそうな呼称か・・・)もその一人だったのでした。

 

 

 

そんなプー兄とはここでお別れ。

遠目で見たら、まさかあのワイルドな車体にプーさんが貼ってあるとは誰も気づかないだろうな~。

 

 

 

 

それにしても、相変わらずど~んと立っているのは『釣り禁止』の看板。

が、川沿いには釣りを楽しむおっちゃん達でいっぱい。

いっそその看板、捨てちまえ!

と、心の中だけで叫んでおきました。 

 

 

 

と、その時。

 

 

 

釣れた!!!

おっちゃん、20cmほどの魚を釣り上げた~!

この汚れきった川に魚がいたこと自体驚きであります。

 

 

 

で、その魚、どうすんの? 

 

 

どうすんの???

 

 

 

 

おっちゃん、おもむろに足元の黄色いボックスに魚を保管。

 

 

 

食べるんか???

 

 

知り合いの釣り好き北京人ですら、この川で釣った魚は食べないと断言していたのだけど、このおっちゃんはどうする気だ?

 

 

ちなみにその知り合いは

「いやいや、自分では食べへんよ。 せいぜい 猫にあげるくらいかな

とのたまった。

 

 

猫にも食わすな!

 

 

 

というわけで、今日の街歩きはおしまい。

このまま目的地の国貿エリアへ移動すると。

 

 

青空に映える、相変わらず不安定(に見える)CCTV(中国国営放送)ビル。

 

そしてその前を横切って行ったのは。

 

 

おぉっ! 焼き芋やさん!!!

 

 

以上、一気に秋に突入しそうなイキオイの北京の街歩きでした~。

 

 

そんなお魚、にゃんこも食べちゃダメ!!!


北京の雨には濡れたくないっ!!!

2012-09-02 21:15:41 | 北京暮らし いろいろ

昨日。

雲南料理楽しんでいる最中、お店のスタッフが中庭で何やらわちゃわちゃ。

 

 

 

 

まさかの雨!

 

そのあてにならなさ加減に太鼓判を押されている北京の天気予報を信じて自転車で来ていた私たち。(ある意味、自業自得・・・?)

とりあえず、どうしたかというと。

 

 

 

店でひたすら雨が止むのをまちました。

 

 

 

日本なら多少濡れてもいいか・・・という雨であっても、北京では絶対いや! それだけは、いや!!!

だって、昨日一晩雨が降ったおかげで。

 

 

 

 

空気はかなりくっきり清潔。

汚染数値をチェックしても。

 

 

 

 

 

おぉ~! まれにしか見られない清潔な値。

 

 

つまり、あれですね。

北京の雨は、きちゃない空気をた~っぷり含んだ雨、ということなんですね。

そんな雨の中自転車で走って汚染物質浴びて、万が一次の朝起きたら夫婦揃ってつるっパゲになっていたら悲劇なので(そんなことあるわけないけど)、ここはまったり残ったお料理をつまみながら雨が止むのを待ちました。

 

で、ようやく雨がやみ空が明るくなってきたので、今のうちにGO!!!

 

 

 

・・・が。

家まで半分くらいまで来たところで、再び雨が降り出しおった。 イヤガラセカ??

あわててその辺の店の軒下で雨宿り・・・。

 

 

 

 

ちなみにこの界隈。

 

 

 

 

赤いね~。

 

 

 

 

歩道にずら~っと赤い提灯が並ぶこのエリア。

通称『鬼街』といいます。(ほんとは『鬼』ではなく違う漢字を使いますが、通称はこの漢字)

 

 

 

ほとんどの店が24時間営業、夜になるとそりゃあもうずらりと並んだお店の前に、これまたすごい数の赤い提灯がピッカピカ!   圧巻です。

 

ちなみにここでよく食べられるのが“ザリガニ”。

ザリガニ、食うんかいっ!って思われるかもしれませんが、実は私、以前の滞在時に食べたことがありました。(その日の日記は→ こちら

なんとな~く川くさい印象だったけど、今度はこの鬼街のザリガニにチャレンジしてもいいかも。

 

 

 

・・・とまあ、話は脱線しましたが、この鬼街でひたすら雨が止むのを待つ!

目の前の道路では次から次へと自転車用のカッパを来た人々が行き交い、 

 

 

 

 

 

自転車はもちろん。

 

 

 

荷台を乗せた電動自転車も。

 

 

 

 

たま~に傘をさしてる人もいるけど、90%の人(注:かっちゃん調べ)はこのカッパを着用してます。

 

私もこのカッパを持ってるんだけど(ちなみに色はナイスな紫だ)、残念ながらこの日は雨が降ると思わなかったので持って来ず。あかんやん。

 

 

 

その後再び雨が止んだ瞬間を逃さず、無事、雨にぬれずに帰ることができました。

めでたしめでたし。

 

 

ちなみに雨上がりの今日。

一日きれいな空気は続き、

 

 

素敵な夕焼け。

 

 

 

次回はいつ、目にすることができるかな・・・。

 

 

 

 

日本から持ってきたお気に入りの傘&レインコート。

実は北京の雨にさらしたくなくてまだ使ってません。(意味ナシ・・・)

傘の上に傘をさしたい気分・・・。


『大里』 レトロな雰囲気で雲南料理を 

2012-09-01 22:08:19 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

今日から9月。

気持ちも新たに張り切りまっせといきたいところなのに。

 

空気汚染指数はVery unhealthy。

昨日、おとといの数値は300越えだったことを考えるとマシと言えばマシだけど。

 

 

 

 

どんよりよりより。

月初のやる気を根こそぎ奪ってくれる北京です。

 

 

こんな時はそう、美味しいものを食べるに限る!

安直ですがそういうわけで、私にとっては初めての雲南料理を食べに行きました。

 

 

 

その店は、胡同(古い街並み)の中にひっそりある、まあ隠れ家的なお店なのですが。

 

 

 

ごくごく普通の狭い路地。

 

 

 

 

ほんまにここで合ってるん?と不安になりそうだけど、大丈夫だ。俺についてこい。

 

というわけで、ごく普通の人々がまったりくつろぐ路地に、そのお店はありました。

 

 

 

 

ここが入り口。

四合院(伝統的な家屋建築)を利用した雲南料理のお店『大里』です。

 

 

 

 

お店のカードがまた可愛い!

まるで電車のチケットみたい。

 

 

 

 

店内もまた素敵空間で、なんとなくアジアンリゾートに来ているような気分。

 

 

 

 

中庭でまったりご飯を楽しみたいのはヤマヤマですが、この汚れきった空気ですし、今日のところは屋内でよろしくお願いします。

 

 

 

 

そんな屋内は最初かな~り蒸し暑かったのだけど、雰囲気はよろし。

 

 

 

さりげなく置いてある陶器や雑貨、布なども、

 

 

 

雲南チック(・・・だと思う。たぶん。←てきと~)

 

 

 

さて、ランチを食べるにあたって私たちが選ぶのは飲み物だけ。

ここは雲南ということで。

 

 

 

プーアル茶。

 

 

 

お料理のメニューはなし。

128元(約1500円)のおまかせコース1つだけ。(一応好き嫌いは聞いてくれます)

それではここから、一気にお料理紹介を。

 

 

 

サラダ(春菊のようなほろ苦い味。 ドレッシングは黒酢ベース)

 

 

 

 

ミントと湯葉の和え物。

かなり大きめのミントで、香りもまろやか。

 

 

 

 

キノコの炒め物。(醤油ベース。ちょっとピリ辛)

 

 

 

 

海老とレモングラスの葉の炒め物。

 

 

 

 

魚。 

表面は、羊肉串などに使うクミンをかなりたっぷり使用した強めの味付けなんだけど、なかはふんわり白身。

なので、サイドに添えられたアジアンチックなタレにつけていただきます。

 

 

 

 

シンプルな野菜の炒めもの。

 

 

 

 

白米と雲南特産の“米線(ライスヌードルの一種)”を選べるのだけどもちろん米線を。

タレは黒糖のような不思議な甘みが・・・。

 

 

 

 

これは・・・何なんだろう?

軟骨のような歯ごたえもあり、添えられたクレープ生地のようなものに包んで食べたけど、どう考えても生地と具のバランスはおかしいぞ。

 

 

とまあ、こんな感じでお腹いっぱい。

雲南省は東南アジアと隣接していることもあって、ハーブや香辛料などふんだんに使うところはアジアンチック。

四川料理ほどではないけど、全体的にほのかにピリ辛。 それほど脂っこくないので日本人の口にも合いやすいかな。

個人的な感想としては、前半はすっごく美味しかったけど、後半はちょっと残念・・・。

 

メニューはその時によって多少変わるそうだし、なんといっても雰囲気が素敵なので、別の季節にまったりしてもいいかも。

 

 

それではそろそろ、帰りましょうか。

と、外を見たら。

 

 

 

 

・・・・・雨?

 

 

 

私たち、自転車で来てるんですけど・・・。

 

 

いやいや、まいったねというわけで、今日の雲南料理レポはこれでおしまい。

 

 

 

少数民族が多く住む雲南省。民族衣装もかわいいのです。

いつか絶対行くぞ~!!!