今日の上海レポ。
食べもん、飲みもんの写真しかありません。
はらぺこのそこのあなた、要注意です。
さて実は私、上海料理をお店でちゃんと食べたことがありません。
なので今回の上海旅行、ひそかに「上海料理を食らう旅」と命名しておりました。
それなのに。
・・・はれれ?
初日の夜はなぜか日本料理です。
いやぁ、上海寒いし、おまけにスーツケースガラガラしながら思いっきり迷子になるし・・・でお疲れモードだった私は、宿泊ホテル『マリオットシティセンター』のまん前にあった『善知鳥(うとう)』へ。
とにかく予約せず6時に行ったらカウンターしか空いていなかったという繁盛店であります。
それにしても生ビールのうんまいことっ!
中国にいると美味しいビールにありつけないだけに、いいね、鮮度管理ばっちりねと感動。
で、いきなり最初がイカの塩辛。 注文が完璧おっさんですが、それがどうした、なんだこの美味しさは!?
柚子の香りが効いた、ことイカの塩辛に関してはうるさいおっさん・・・ではなく私のストライクゾーンど真ん中です。
ま、当然こういう流れになりますね。
・・・とここでちょっと残念。
日本酒の種類が少ないことに加え、ん?保管状態が原因なのかそれ以外の理由なのか、ちょっとお味が・・・。
(「これなら生ビール追加にしとけばよかった」という声が反省会で出ました)
気を取り直して、こちらは胡麻豆腐。
口のなかぶわ~っと胡麻、ごま、ゴマ!
白と黒、それぞれものすごい風味が凝縮していて、どっちか一つ選べと言われても(言われてへんけど)選べない。
お刺身盛り合わせはちょっと期待したよりボリュームがなかったけれど、とにかくここまではハズレなし。
最後はいよいよ、このお店のウリ(らしい)『富士山の溶岩焼き』。 ふぁいや~!!!
・・・と盛り上がる私たちに、店員さんが。
「私たちがこちらで焼きますネ。 熱いですからネ」
・・・へ?
どうやらテーブルでは自分たちで焼けるようですが、我々カウンター族はそれが許されず、結果。
私たちの背後で焼かれたお肉が運ばれ、
私たちの背後で焼かれたシイタケが運ばれ
・・・って、これでは単に焼肉・焼き野菜の盛り合わせではないか。
というわけで次回このお店に行くなら、生ビール&一品料理の組み合わせでいきたいと思います。
さて、2日目のランチはこちら。
日本人が多く暮らすという古北路にある『隠山』。
この鯛めしがうまいっ!と聞いたので、いくつかの定食から迷わず注文。
一見、鯛のお刺身定食のようですが、このお店の鯛めしとはこのお刺身と卵の黄身をぐっちゃぐっちゃと混ぜまして。
ご飯にどんっ! で、出来上がり。
濃厚でうまうまです。贅沢なたまごがけご飯であります。
ちなみに定食には。
茶わん蒸しと。
コーヒー、そして女性にだけデザート。
それにしても、上海に来てまでうっかり2食連続日本料理を食べてしまいました。
最終日のフライトはお昼すぎなので、ちゃんとしたお食事の機会はあと1回しか残されていません。
というわけで、2日目の夜は当然。
上海料理。
ド定番ですが『圓苑(スイスホテル内)』です。
このお店に来たら当然注文すべきは名物「紅焼肉」なんだけど、この日はオイリーなものはちょっと遠慮して、まずはカニみそ入り小籠包を。
最後にひねる部分の皮の厚みが若干口に残って気になるけど、じゅわっと美味しいです。
蟹カニ合戦第二弾。 カニみそ&ブロッコリー。
ブロッコリーも、まさか自分がカニ味噌とコラボできる日が来るとは思っていなかったのではないか、ブロッコリー冥利に尽きるといえる一品であります。
こちらはコーンです。
何種類か味付けがあるけど、塩コショウ味のこちらはスパイスが効いて甘いコーンによく合う!
そして圓苑炒飯。
見た目濃い~んだけど、あとひく美味しさで、最後に出てきたにもかかわらずもぐもぐ、もぐもぐ止まりへん。
それではいよいよ、蟹カニ合戦の最終戦。 大御所に登場してもらいましょう!
どうぞ~!!!
大御所、既に酔っぱらっておられます。 しかも泥酔。
上海蟹ではなくワタリ蟹なんですが、もう、濃厚! ねっとり! 〇▽★※☆!!!(←言葉にならない)
蟹→紹興酒→蟹→紹興酒→蟹→・・・・・
ときどき、ビール。
酔っぱらい蟹に酔いしれた上海の夜でした。