北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

やっぱり自由すぎる北京のひとびと

2012-06-07 17:49:34 | 北京暮らし 中国のひとびと

外を歩いていて思うのは、中国の人って何かあるとすぐに集まってくるなあ・・・ということ。

先日漢方を買いに行った時も。

 

 

わらわらと人だかり。

どうやら女性が交通事故に遭ったらしく座り込んでいる。

こういう場合あっちこっちから人が集まってきて、何の遠慮もなく不躾に覗き込んで状況を確認し、そしてそのまま去っていく。

腰の曲がったよろよろのおばあちゃんまでもふらふらとやって来て、わざわざ女性の顔を覗き込んで「おぉ」と一言。 そしてまた去って行った。

 

 

・・・なんやねん。みんな。

(そういう私も見に行ったんだけど)

 

 

 

一昨日、王府井へ行った時は。

 

 

 

またまた人だかり。

しかも警察まで出動しているので何事かと見てみたら。(←今回も結局人だかりの仲間入り)

 

 

 

薬局の前に男性がマイ椅子持参で座りこみ、更に足元には数枚の大きな紙が並んでいる。

1枚は処方箋を拡大コピーしたもの、そして残りの紙にはぎっしりと、

 

 

この薬局の医者が処方した漢方のせいで俺はえらい目にあったぞ

 

 

という内容が、事細かに書かれていた。

 

 

次から次へと人が集まって来ては一通りその紙に目を通し、そして何をするわけでもなくそのまま去っていく。

警察も男性を連行するわけにいかないのか、ただその辺をうろうろしながら集まってくる人に「ほらほら、行った行った!」と言うだけ。

そしてケチョンケチョンに書かれた薬局はというと、ごくごく普通に営業中。

 

 

 

夏本番のようなくそ暑い北京。 そして更に人だかりの熱気。

すっかり疲れてしまったので帰ろうとその足で地下鉄へ向かい、その途中にある、 

 

 

 

北京の銀座と呼ばれる繁華街のど真ん中、このショッピングセンター内トイレに入ったら。

 

 

 

おばちゃんが、洗髪中だった。  

 

 

・・・家で洗え! 家で!

 

 

 

みんなやっぱり、自由すぎるぞ。

 

 

洗髪おばちゃんは、見事なだるだるTシャツを着用していたのだった。

それ、パジャマでしょ。