昨日の続きです。
リフトを下りると目の前に広がるのは。
どこまでもうねうねと続く万里の長城!
これからあの上の方を目指して歩くわけです。
リフトを下りたすぐ傍には、展望台っぽい休憩所があり。
ガタガタに傾いたヤツが口を開けていたので。
わるねこ山田さん(仮名)、さっそく度胸試し。
さて、歩き出すとすぐに最初の楼に到着し、
楼の中から改めてこれから歩く長城を眺めてみる。
手前の赤いパラソルでは、飲み物やお菓子を販売中。
「ビールもあるよ」と声をかけられたが、それは私が酒飲みと知っての事か?
さて、最初の楼。この上に登れるので、行ってみよう!
やる気満々の山田さん(仮名)。
この楼を抜けるとそこは。
イキナリごっつい急な階段。
這うように登ってくる人を見て「行きはいいとして、帰りはつらそうやな・・・」と、ちょっとビビり気味。
この階段を一旦下まで降りた所にあるのが。
『正関台』
このすぐ近くにトイレがあるというので、念のため行っときましょか、場所はどこかなと探したら。
またしても急な階段を下りたその先にあったので、トイレに行くだけでプチ運動状態。
ちなみにそのトイレ。
建物は綺麗、扉もちゃんとある、鍵も壊れていない・・・のに中は???、お掃除の人がいるのにどうして中は???という感じ。
(“???”部分は各自の想像にお任せします)
気を取り直して。
これから歩いていくのは東の方向なのだけど、西の方を振り返ってみると、これまたうねうねと続く長城。
山の斜面にはいかにも中国!なスローガンがど~ん!
それにしても、急な階段。
これは心して登らないとね。
・・・というわけで、まずは念入りに準備運動。
アキレス腱を伸ばす私を見て、ほほえむ西洋人のおばちゃん。
が、おばちゃんは既に疲れ切ったのか、階段の途中で座り込んでいる状態。
人のこと、笑ってる場合とちゃいまっせ。
ひたすら登る、どんどん登る。
距離自体は短いのだけど斜面が急なので、つい無言になってしまうのだけど。
こういう素敵帽子をかぶった2人を見ると、余計に無言になってしまう。
後ろはアラレちゃん帽子だけど、以前見たような後頭部丸見えのものではなく、ちゃんと帽子だった。
そしてさらに、私たちを絶句させたのが。
後ろの女性。
この女性の何が・・・?
って、一見わかりませんよね。
が、ごくごく普通に見えるこの女性、彼女は何故か。
ジーパンを前後反対に履いていた。
前はぶかぶか、後ろはパッツンパッツン。 よりによってガツガツ歩かないといけない長城で、あえて歩きにくいその履きっぷり。
なんでや?
オシャレか?
わけわからん。
ま、こんな不思議な光景にエネルギーを吸い取られつつも、一歩一歩階段を上った先には。
見えてきました!
『大角楼』
他と比べて高い位置にあるので。
遠くの頂上まで見渡せる絶好のポイント。
頑張って歩いてくる甲斐、大ありです!
さて。
長城が整備されているのはここまで。
この先は通行不可。
・・・なんだけど、なぜかその奥にまだ道は続いている。
明らかに人がガツガツ歩いた跡もある。
さて・・・。
どうする?
とりあえずここでおにぎりでも食べながら考えることにして、続きはまた今度。