何かと本屋へ行く機会が多いのだけど、先日でかけたのは。
語学関連や輸入書籍を多く扱う『外文書店』。
お目当てはこの本。
HSKというのは中国語の検定試験の一つで前回滞在時も受験したけど、何やら新バージョンになったそうなので、今回もまあ一度くらいは受けておこうかな。
で、なんでこの本が欲しいかというと。
単語同士の組み合わせ、この名詞にはこの動詞・・・みたいな説明が載っているから。
ま、それはいいとして。
他の本屋に比べて圧倒的に外国人率が高いこの外文書店。
店員も欧米人に近づいては
May I help you?
などとにこやかに接客している。
さて肝心のお目当ての本だけど、見本っぽく置かれた1冊しか見当たらない。
最近では愛想の良い店員さんも増えてきているし、何と言ってもさっきの女店員はあちこちで“めいあいへるぷゆぅ~?”を繰り返しているので、これは間違いないやろう。
早速私もへるぷしてもらいましょうと言うことで。
私 「この本、在庫ありますか? 新しいのが欲しいのだけど・・・?」
すると店員。
急に真顔になって一言。
「私に聞かれてもわからんわ」
はぁぁぁぁぁ??
さっきから連発していたあの“めいあいへるぷゆ~?”はどこ行ってん?
わからんのやったら調べろ店員!ということで、PCで在庫確認をしてもらう。
が、その在庫確認。
単なるPC上での作業なのに、4人も5人もわらわらとPCの周りに店員が集まってきてやいのやいの言っている。
で、結論。
「没有(めいよ~!=ないという意)」
・・・5人がかりでそれかい。
欲しけりゃそのボロボロ本を買えという。
勿論この本は欲しいけど、古い上にこれを見るたびにヤツの接客を思い出すかと思うとむかついたので、こんな店で買うもんかとその足で西単駅まで移動し。
今度は接客態度が普通レベルの店員に本を探してもらい、新品本をゲットできました。
はっはっはっ! めいあいへるぷゆ~店員、どうだ、まいったか! (←意味不明のストレス発散)
それにしても。
欧米人にはフレンドリーなのに、アジア人にはそうではない店員に時々遭遇する・・・気がする。
(被害妄想ではないと思うんだけど・・・)
以前読んだこの本。
CCTVに勤務するオーストラリア人が初めて北京に住んで感じたことをまとめた本で。
私達と同じく、タン吐きやトイレ事情にのけぞる様子が面白いのだけど、彼はこの本の中で
『どういうわけか私の周りには必ず一人は英語を話せる中国人が現れ、困った時には手を差し伸べてくれるのでした』
・・・ないぞ。
そんなこと、一回もないぞ。
英語でもいい、中国語でもいい、とにかく手を差し伸べてくれ!と思っても、一回もないぞ~!!!
それとも・・・。
もしかしたら、助けてあげたくても、アジア人だと何語で話しかけたらいいのかわからないのかも。
見るからに欧米人!って人が困っていたら、やっぱり声をかけやすいのかな?
困ったときは、金髪、つけ鼻で歩いてみるとか・・・。