北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

鶏の仇は鶏で討つ!?

2012-05-19 13:37:35 | 北京暮らし もぐもぐ編 日本料理

先日の週末ランチは何年も前からある日本食屋さん。

今も駐在員に人気のそのお店なので安心して注文した鶏のから揚げが、これがもう・・・。

 

 

 

涙が出てくるくらい不味かった。

 

 

 

ここ10年くらい、ひっくり返るほど不味いものってなかなか出会うこともなくなったんだけど、中国にいると時々。

 

 

 

私の知らない不味いものが、この世にはまだまだあるのだな。

 

 

と悟りの境地に至ります。

 

 

今回のから揚げに関しては多分鶏肉自体の問題だと思うのだけど、実はこれまでこちらで食べた鶏肉は、中華にせよ和食にせよ外れたことがなかったんです。

なので、鶏肉なら大丈夫(しかも昔からある日本料理店だし)と注文しただけに、なんかものすご~い敗北感・・・。

このままでは鶏肉自体が嫌いになってしまいそう。(それほど不味かった)

というわけで、その日の晩御飯は・・・。

 

 

 

 

生ビール!

 

 

・・・はオマケだった。

 

 

 

焼き鳥です。

良い鶏の思い出で、ワルい鶏の思い出を消しちゃおうというわけ。

 

 

 

ハズレのないこの店で、ようやく昼間の悪夢を忘れることができそう・・・。

 

 

 

あ、これは鶏じゃなかったか。

 

 

そして、完全復活を狙って取り出したのがこれ!

 

 

なにやら日本で大ブームという塩麹

 

 

・・・は持って帰るのが重いので、乾燥麹を先日の一時帰国の時に買って帰りました。

 

 

 

日本食品店でちゃんとした塩をゲットして、水を加えて毎日混ぜ混ぜ。

 

 

 

10日後、ようやく使えるようになりました。

 

まずはお試しということで、ささみに塩麹をすり込んでしばらく置いてから焼くと。

 

 

おおっ!

程よい塩加減! ささみなのに柔らか、ソフトな歯ごたえ!

 

 

こうして無事。

 

鶏肉と仲直りすることができたのでした。

めでたしめでたし。