Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

フォルクスオパー「チャルダッシュの女王」2.2.2008

2008年02月03日 06時44分32秒 | Weblog
今日はフォルクスオパーで「チャルダッシュの女王」を見てきました。そして二つのうれしいびっくりもありました。

今年は、主役のシュタインスキーさんが、この役だと思うんですが25年目なんです。同じくフェリ・バーチというおじさんの役のネメットさんも25年だそうで、今日は公演が終わってから支配人が出てきて、お二人に花束を渡していました。

私は特にこのネメットさんのこの役が好きなんです。もうフォルクスのこの演目を見たことがある人ならお分かりだと思いますが、「ヤイママン」という曲をなんどもアンコールで歌い踊ってくれる。それも最初はドイツ語、今日は次にハンガリー語、その次は英語と日本語、そしてロシア語、と続きます。何度聞いても日本語でうれしくなってしまうんですよね。「よい、この世界は僕のもの~」って歌ってくれます。

25年ウィーンで歌っているということは(ハンガリー人なので、ある程度のキャリアをハンガリーで積んでから来ていると思われるので)相当お年のはず!なのに、ステップも、あのロシア踊りのしゃがんだままの屈伸?なんかもやってくれる。もう拍手するっきゃありません!ここで会場は盛り上がりに盛り上がります。ほかはどうでもいいから、これだけ見に来たなんでお客さんもいるはず。私も見ながらずっと笑い泣きしてました。

そして今日はもう一つ。客席にオーストリア大統領が来ていました。今はフィッシャーという人なんですが、支配人が舞台の上から挨拶をしたのでわかったのですが、ちょうど帰りに階段のところですれ違ってしまいました。その距離1メートルもなかったです。奥様らしき人と一緒で、特にセキュリティーの人がたくさんいるというわけでもなく、普通に階段に出てきていました。オーストリアの政治に興味はないですが、やっぱりちょっと見れてうれしかったりしました。

もしかしたら数年後に見るときは、他の配役かもしれません。なので今年できるかぎり見ておこうと思います。

演出Robert Herzl
舞台Pantelis Dessyllas
衣裳Silvia Strahammer

指揮David Levi
AnhilteMirjana Irosch
AnastasiaDenise Beck
Sylva VarescuUlrike Steinsky
Leopold MariaHeinz Holecek
Edwin RonaldSebastian Reinthaller
EugenJoseph Prammer
BoniMarko Kathol
Feri BacsiSándor Németh
Siggi GrossKlaus Ofczarek
Sándor von Kiss, NotarAlfred Werner
MaxGernot Kranner
コメント (2)
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