Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

諦め

2020-04-06 | 想い・雑感

ニュースからのデータを見ていると

もう何とかなるタイミングは逃した

と感じるのですが如何でしょう
 
自身の利害には敏感で
瞬く間に証拠になりそうな文書は
処分されていたり
改竄されていたり
 
ところが国民を守ることに関しては
随分とおっとり刀
 
決断は遅いし
やることは的外れ
そのうえ説明してくれない
 
こんな政権にこれまでの日本の舵を取っていたとおもうと
悲しくもあり恐ろしくもある
 
気がつかないだけで
感染はすでにかなり蔓延しているでしょう
患者増のスピードを少しでも緩めるために
今言われている個々人の為すべきことはやるべきですし
やっているつもりです
 
しかし免疫を獲得した人がある程度増えたところで
ようやく感染患者の発生が収まる
という状況にすでになっていると感じます
 
今更緊急事態宣言をしようがするまいが
感染患者は増えるところまで増えるでしょうし
宣言をすれば
日本経済は極度のダメージを受けてしまいそう
 
今回のことで覚醒してくれた賢明な若者が多いはず
これからますます時代の変化は大きく早く
また予測がむつかしくなるだろうから
旧態依然の年寄り政治家など追い出して
若者に頑張ってほしい
ポストコロナに大いに期待したい
 
テレビカメラの前を
頑張っている風を取り繕いながら
歩き去っていくだけの政治家なんていらない
 
 

補中益気湯 (ごろ寝漢方㉖)

2020-04-06 | ごろ寝漢方

 体調が下降気味でお疲れさんの方に処方するのが補中益気湯(ほちゅうえっきとう)です。消化機能を改善しながら元気をつけてくれます。飲んでいるうちに体調がよくなり、風邪をひかなくなったといわれる方もおられます。基本的には、虚弱傾向で、体力が衰え、倦怠感や食欲不振を訴えるような方に使いますが、いつも元気だけど最近疲れるなどというときにも使います。私なら、疲労回復にはドリンク剤よりこれを選びますね。

 

  保険適応:消化機能が衰え、四肢倦怠感著しい虚弱体質者の次の諸症
   夏やせ、病後の体力増強、結核症、食欲不振、胃下垂、感冒、痔、脱肛、子宮下垂、陰萎、半身不随、多汗症。

 

 感冒は風邪の症状が強いときではなく、ひいた後の不調が長引いたりするときに使います。痔は脱出しやすかったり、力なく脱肛するときなどに使います。多汗は、体が熱くて汗をかくというより、皮膚の力が落ちていて、汗が漏れ出てくるというイメージでしょうか。それを何とかする目的で黄耆が含まれているようです。

 

《処方語呂合わせ》人参(にんじん)黄耆(おうぎ)蒼朮(そうじゅつ)当帰(とうき)柴胡(さいこ)甘草(かんぞう)大棗(たいそう)陳皮(ちんぴ)升麻(しょうま)生姜(しょうきょう)

◎仁義術 当に最高 甘い棗とミカンは小魔境

 補中益気湯は大切な処方で、医王湯(薬の王様)とも言われます。良い王様でしょうから、仁(人参)義(黄耆)にあつく様々な分野で術(蒼朮)も優れており、当(当帰)に最高(柴胡)です。でも甘(甘草)いものには目がなく、棗(大棗)やミカン(陳皮※)を食べだすと止まらず、小魔(升麻)境(生姜)に迷い込んでしまいます。

 ※なお陳皮は温州ミカンの皮を乾燥させたものです。