Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

喉元過ぎれば

2007-10-11 | 医療・病気・いのち
昨年の2月頃にお酒の飲みすぎから
消化管出血を起こした方が
また同様の出来事で緊急入院されました

飲みすぎで吐くときに
胃と食道の境界に強い圧がかかってしまい
粘膜が裂けて出血してしまっているのです
これをマロリーワイス症候群といいます

この方は胃がんの手術をした後なのですが
随分とお酒が進むようで
何度忠告しても
お酒をやめることが出来ないようです

いくら言っても改善がないし
手術時の所見では進行がんであり再発の可能性も十分ありましたから
これもまた人生と思ってこれまであまりきつくは言いませんでした

しかしもう再発の危険性が低くなって来ましたし
同じコトが2回となると
やはりアルコール中毒の治療をしてもらったほうがよさそうです
今度十分話してみましょう