Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

思考と実際

2007-05-05 | 想い・雑感
頭で考え想像している場合と
実際にそれを経験したあととでは
その間に大きな隔たりがあることに気がつく

交通事故の恐ろしさは
皆 頭では理解しているつもりでも
実際に当事者にならなければわからないことが山ほどある

テレビでいくら料理のおいしさを訴えたって
自分で食べなければわからない

私たちは
言葉では 戦争の悲惨さ
などと言って 多少はわかったつもりになっているのだが
実際に戦争下に置かれれば
想像を遙かに超えた世界になると思われる

今の日本では
子連れの若い両親が空を飛ぶ飛行機に気づけば
子供にそれを興味の対象として指し示してあげることだろう
しかしもし戦時下ならば
恐怖の対象として子供に伝えなければならないし
それよりも如何にその危険から逃れるかを考えなければならなくなる

ただそれだけのことを思っただけでも
えらいことではないか

いかにして戦争を避けていくか
それを必死に考え 追求していくところに
今の日本の存在意義があるのではないかと思う

特に政治信条など持ち合わせないが
命を慈しむという態度を
持ち続けたいと思っている