3月30日・・・こんな日なければいいのに

2011-03-30 16:21:08 | 日々思うこと
また3月30日が来た。

この日が暦の上から消えてなくなって欲しいという気持ちが強い。

今度の大地震で被災された人の心からは3月11日という日が耐え難い辛い日になることだろう。

夫が旅先で倒れてもう6年にもなった。この日から始まった悲しい日々。

一緒にいたのに、どうしてこんなことに。

どんなに愛する人ともいつかは別れのときが来ることは頭では十分分かっていても何も言い残さないで寝ていて突然倒れられては

恨み言の一つや二つ言いたくなるではないか。

後に残されるわたしに何か言うことはなかったのかと責めたくなる。

「好きだったよ」「愛しているよ」「ありがとう」「楽しかった」「しっかりするんだよ」「めそめそするんじゃないよ」・・・

いくらだって言葉はあるのに。

今日は一日泣いて暮らした。

悲しみにくれている人は東北にもいっぱいいる。お前だけではないと自分自身に何度も言い聞かせたけれど次から次へと涙が

出てくる。

哀しみを抱えている人はいっぱいいる。でもこの哀しみはわたしの哀しみなのだからと・・・・・勘弁してもらいたい。

明日は何とか立ち直って7年目を歩いていかなければならない。

また、11月の命日が近づくと涙に暮れることになるかもしれないが、大事な人を失ったものはこうして生きていくより

仕方がないのだから。

今夜はいつもよりもっと眠れないだろう。睡眠導入剤を少し沢山飲んで何とか眠りに尽きたい。
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