「嫁」という呼び方やめてください(甘糟氏)

2020-08-02 10:43:20 | 日々思うこと
4,5日前、ひまにまかせてスマホをいじって
いたら
”「嫁」という呼び方問題あります。やめてください。”
というかなり厳しい文章に出会った。(甘糟りり子氏)
思わず「同感!」と思った。
「嫁」とは息子の両親(舅姑)が息子の妻のことを
いう言葉である。
TVの中の芸人が普及させたのだそうで、
「言葉は時代とともに移る」とは言うけれどまだこな
れていない気がする。
ではなんと呼ぶか。
少し歳をとった人なら「女房」とか「家内」とかかな。
少し気取って「ワイフが・・・」「フラウが・・」と
昔言っていた人もいた。
同僚だった人は「配偶者が・・・」と言っていたけれど
これも少し違和感があった。
やはり「妻」が無難なのかもしれない。
これも書き言葉としてはよいけれど話し言葉としては
馴染めない人がいるだろう。
「奥さん」は他人の妻を言うので「うちの奥さん」は
やはりおかしい。
**********************
「じいじ」「ばあば」も最近多く使われている。
もともとは赤ちゃん言葉だそうだ。
たしかに「おじいちゃん」「おばあちゃん」より
短くて簡潔だ。子供には覚えやすい。
友人は「おばあちゃん」と言われるのが嫌で
孫には「おばちゃん」と言わせていた。
でもその孫には「叔母」に当たる人がいるのだ。
我が家に孫が生まれたとき、なんと呼ばれるの
かと思っていたら、息子が自分の祖父母を
呼んでいたように「おじいちゃま」「おばあちゃま」
だった。
わたくしは息子夫婦以外から「おかあさん」と
呼ばれるのも好まない。
わたくしはその人の「母」ではない。
TVの中で頻りに「おとうさん」と他人の男性に声を
かけているのを聞くと気分が悪くなる。
夫を「おとうさん」とか「パパ」と呼んだことは1度も
ないし、その逆もなかった。
子供に「おとうちゃまが、言っていたけれど・・・」
ということはあるけれど。

しかし、言葉選びは難しいものでる。
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7月尽 | トップ | 広島原爆の日 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
う~ん (やっほ)
2020-08-02 15:59:48
そうですね、呼び方は難しいですね。
特に自分の連れ合いの呼び方には、人によって呼称を選んだりするので咄嗟に出ないこともあります。
あまり丁寧に言うと「何気取ってんの」って言われたりもして、照れくさくもあります。

本人がいない所で友達同士では「ウチのやつ」とか「あいつ」になります。
茉那さんには目一杯 軽蔑されますね(笑)
返信する
やっほさん (茉那)
2020-08-02 19:53:28
甘糟さんは知らなかったのですが作家だそうです。
失礼ながら彼女の作品を読んだことがありませんので知りませんでした。

まったくこんなにも日本語は豊富なのにかえって一つのことを言うのにも場所、時、雰囲気によって変わる(変えねばならない)ので不便でもありますね。
前にも書いたことがありますが男性の1人称の使い分けには同情します。

やはり「夫」とか「連れ合い」というのが無難でしょうかね。
わたくしは家族のことを知っている人には「〇〇が・・・」と苗字を言っています。(これも考えてみるとおかしいのですが)
ご近所さんは大半の方が夫を「おとうさん」と呼んでいます。

まぁ、相手に通じさえすればよいのですから深く考えることでもないのでしょう。

でもわたくしは正直「ばあば」と呼ばれるのはご縁蒙りたい。偏見ですね。
これって「ハイカラ」語なのかしら?

もうすぐやっほさんはなんて呼ばれることになるのでしょうね(笑)。
返信する
嫁とは (みっく・じゃが)
2020-08-03 17:30:38
夫の親は私を何と呼んでいたのでしょうか。
知らないのです。
私は息子のつれあいを他人には「嫁」と呼んでいます。
娘でもないので、これでいいと思ってきましたが、
本人はどう思っているのか気になりました。

関西の人が自分の妻のことを”ヨメ”と呼びますね。
”カミさん”と呼んでいるのも好きじゃないです。
テレビで他人が「おとうさん」とか「おかあさん」「おじいちゃん」「おばあちゃん」と
呼んでいるのは不愉快です。
「誰のおとうさんなの?」と思いますもの。
これは私の記憶では萩本欽一さんがテレビで言いだしたことが始まりだと思います。
もっと他の言い方があると思います。

我が家では私が子供の頃からの習慣で「おとうさま」「おかあさま」
と呼ばせて育てました。
娘も息子を「お兄さま」と呼んでいます。
孫ができた時は「おじいちゃま」「あばあちゃま」でした。
嫁の家もそのように呼んできたようです。
私の知人宅では親が言ったわけでもないのに、
孫が名前で呼んでくれると嬉しそうです。
「ヒロコさん」と呼んでくれるそうです。(笑)
返信する
みっく・じゃがさん (茉那)
2020-08-03 22:01:29
言葉が気になるのは、一応国文専攻だったからでしょうかね。
それとも育った環境によるものなのでしょうか?

TVの中で、お店の人や通りがかりの人に「おとうさん」とか「おかあさん」とかと呼びかけているのを聞くと気分が悪くなりチャンネルを変えてしまいます。
日本語では他人に呼び掛ける適当な言葉がないのも事実ですが何とかならないものでしょうか?

よく通っていた喫茶店で店主の女性がお客の男性に「おじいさん」と呼びかけたら「あなたにおじいさんと言われる筋合いはない!」と怒りました。
当然ですよね。
やはり言葉使いは難しいですね。
返信する
Unknown (ケセランパサラン)
2020-08-05 13:27:46
「じぃじ」「ばぁば」は、関東方面の方言かと思っていました。
北海道では、聞いたことがないですね。
一般的には、「おじいちゃん」「おばあちゃん」です。
夫が妻を「ヨメ」ということも聞いたことがありません。
返信する
ケセランパサランさん (茉那)
2020-08-05 13:43:54
「じぃじ」「ばぁば」は特に関東でよく使われているかもしれません。
それに対して「嫁」は関西でよく使われているようです。

わたくしは中部地方に住んでいますがこの辺りでもそんなに一般的に使われてはいませんが「じぃじ」「ばぁば」は浸透してきています。

いまはTVで全国的に流布していきますから、そのうち津軽海峡を越すかもしれませんね。
こんな言葉は流行らないほうがよいのですが。
コメントありがとうございました。

返信する

コメントを投稿