朝9時40分「H3ロケット2号機」の打ち上げ
をTVで見ていたらぽつんと切れた。
電気工事のため9時40分から11時40分まで
停電するとはがきが届いていた。
ちょうどいいところなのに~。
約1年前1号機で第2段エンジンが着火しなくて
失敗したので今回こそはと期待していたのだ。
最近の日本はいろいろな分野で世界に後れを
とっているようで全くの門外漢ながら
残念に思っていた。
スマホで見ると無事成功したとのこと。
よかった。
それにしても電気が来ないことの不便さは
計り知れない。
能登の大変さの一端を経験して
この状況がすでに1か月半も続いているのだと
1日も早い回復を改めて願わずにはいられない。
トイレのドアを開けても蓋が開かない。
手で空けて座ると便座が冷たい。
また使用後水が流れない。
手洗いの水まで出ない。
すべて電気に頼っての生活はエアコンも
電気ヒーターも使えずソファーで毛布を
掛けて過ごした。
お湯は用心して停電前に沸かしておいた。
予告より早く11時15分にTVが突然ついた。
いつどこで何が起きるか分からない。
覚悟して生きなければと思う。
もちろん電話も使えないけれど今はスマホ
があるので昔よりは連絡はできる。
阪神淡路震災の時、まだスマホがなくて
公衆電話だけが通じたので
亡き母が硬貨をいっぱい袋に入れて
蔵の入り口に置いてあると言ったのを
思いだした。
「そんなにたくさんどこへかけるの?」と
揶揄ったけれど、今は公衆電話も街中で
ほとんど見かけない。
スマホだけが頼りの世の中になっている。