文車日記(田辺聖子)

2019-07-06 15:56:48 | 日々思うこと

今朝の新聞に先日亡くなった田辺聖子の作品について書かれていた。

そういえばこの作家の小説を読んだことがない。寂聴の小説も読んでいない。

TVなどで見るお2人はなんだか「けたたましい」感じがして敬遠している。

精力的な活躍には敬意を払っているのだけれど、どうにも苦手なのだ。

ただ田辺聖子著「文車日記」は昔購入して本棚に並んでいる。

いろいろな古典を彼女の好みで取り上げて感想を書いている。

これが結構面白い。

今高校の授業に古典や漢文があるのかどうか知らないけれど、だんだん

忘れ去られていくのだろう。

 

*******

水曜日に突然古い友人が訪ねてきた。

初め誰なのか分からなかった。ずいぶん老けて見えた。

彼は数年前息子を自死で失い、昨年長年介護した妻を亡くした。

妻は奇病(なんて病はないが)で目が離せなかったらしい。

高校の2年先輩で学生のころ休みに帰省するとよく遊びに来た。

白山、八ヶ岳などに誘われたが歩くことが苦手なわたくしは何度も

断ったのに絶対連れて行くからと数人で白樺湖などへも行ったものだった。

やはり白山も八ヶ岳もわたくしは登頂できなかったが、わたくしの

荷物を背負い、わたくしを引っ張ってくれた2人の先輩の中の1人である。

あのころ年下のわたくしに恋の相談をしていたのに年月は残酷である。

 

コメント (7)
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