今、食事をし乍らテレビをみた。「漂流する孤独な老人」。
近頃「下流老人」という言葉がよく聞かれるようになったけれど、悲しい現実である。
覚悟が必要だなあと暗い気持ちになる。残り何年生きるかわからないけれど(病気を
抱えているので、もうそんなに長くはないだろうが)この例のようにあちらこちら
漂流して生きていくのは辛いなあと身に染みる。
まあ、どうにもならないことは考えても仕方がない。「なるようになるさ。なるように
しかならない。」といつものように楽観的に考えることにした。
靴の入れ替えをしようと今日は夏用の薄い色の靴を磨いた。
物置の下駄箱と玄関の靴入れの中の靴を入れ替える準備である。
玄関の靴入れは1間の幅があるがびっしり入っている。勤めに行くわけでもないのに
今も年に2足は購入する。夫のものが無くなったので大威張りで鎮座している。
バッグと帽子と靴を買うのが昔から好きだった。洋服に合わせて靴を選びたい癖が
ある。先が短いのだから新しい靴はもうやめよと今日のテレビで叱られたような
気がした。