志賀坂峠を下リ始めると、丁度昼時になっていた。昼メシ難民状態は避けたい。さて、どうしようかな。
でも拙は、いついかなる時も、ただ腹に燃料を詰め込むだけの食事はしたくない贅沢者なのであります。
尾ノ内渓谷で昼メシ。
国道沿いに立てられた手書きで「郷土料理」と書かれた看板が目に留まった。
誘われるように渓谷へと続く坂道を上った。ここでメシを喰うのは数年前に氷柱見物に来て以来だ。
10月いっぱいは土日の度に売店で郷土料理(つみっこ、たらし焼き)が喰えるらしい。
下写真左、たらし焼き100円、つみっこ200円なり。素朴に美味いし、量的にもこの二つで充分満足出来た^^。
ご婦人方が持ち寄ったという菜(栗の甘煮やショウガの漬物など)を御馳走して頂いた。
これ等をお茶請けに氷柱やクリンソウの話などを伺わせて頂いた。まるで田舎の茶会に招かれたみたい^^。
思いもよらぬ楽しいひとときを過ごすことが出来ました。どうもありがとうございます。
こちらでは10月27日に紅葉祭りが開催されるとのこと。
その際は、LSDと称して、黒海土辺りからR299をのんびり上がって来てみようか。
下小鹿野からミューズパークを通り抜け、公園橋を渡り、寺坂棚田へ向かった。
この日は棚田の彼方に武甲山が、はっきり見えたよ^^。
ヒガンバナの最盛期は、もう何日か先といったところだろうか。
はざ掛けされた稲とヒガンバナの咲いた景観は、なんとも郷愁を誘う雰囲気を醸して佳いものだ。
暫し棚田を鑑賞した後は、再びミューズパークを上り返し、下吉田へと向かった。
公園橋から先の上りは音楽寺手前で既に牛車の如しなり・・・
龍勢祭りは10月13日。 この日、幟も立てられ、いよいよといった感じになってきた。
当日は晴れるといいな。そして青空を高く上って行く龍勢を会場で口を開けて眺めたいものだ^^。
龍勢会館脇に貼られた奉納龍勢打ち上げ順番。超平和バスターズの龍勢は15番目で13時予定ですな。
久長上区第二集会所で、巻雲流の龍勢作りを見学させて頂いた。
この木製の円錐形のが頭の部分。中がくり抜かれており、これからタガで締めるのだとか。
落下傘は燃えなければ使い回すが、それ以外の部分は毎年新たに作るのですと。
龍勢の完成まで着工から1か月少々。火薬を詰めるときは仕事を休んで総動員だと伺った。
貴重な作業現場を見せて頂きありがとうございました。当日は、青空を上ってゆく龍勢を愉しみにしてます。
この後は上長瀞からR140を口から泡を吹く勢い(でも速度の方はからっきし・・・)で走り、へろへろで17時10分帰着。
走行距離:216km
まだまだやれば出来るじゃん。俺様の脚力も捨てたもんじゃないな。その晩はビール1500mlで祝杯を挙げた。
でも、翌朝は「メディ~ック!! モルヒネを早く・・・」ってくらいの筋肉痛になったことは言うまでもない。