漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

晴漕雨読な休日

2013-10-07 06:33:02 | 本と雑誌

せっかくの休日である土曜日は朝から雨だった。天気予報を確認しても一日雨が止むことはなさそうだった。

こういう秋の長雨な休日は晴漕雨読と洒落込もう。

 

先日、物語の料理本の記事を書いた後で、食事の場面が大好きだった物語を思い出した。

あの本はどこに仕舞ったかな? 本棚をひっくり返してようやく見つけたよ。

 

小学校高学年の時に初めて読んで以来、何かの拍子に思い出しては読み返し続けている。

この本は10年程前に買った二冊目。

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【農場の少年 (ローラ・インガルス・ワイルダー/福音館)】

 

大草原の小さな家といえば判る人も多いかしら。

あのローラの夫であるアルマンゾの少年時代を描いた開拓生活の物語。

当時の生活風景や色々な行事も面白いが、とにかく食事の描写が子供心にたまらなかった。

そして、あれこれ見た目や味を想像しては本場ものの洋食に憧れたものだ。

あまくてとろっとしたベイクド・ビーンズ

クリームのように口のなかで溶けていく塩漬け豚肉

茶色いハムの肉汁をかけた粉ふきジャガイモ

すべっこいバターを塗ったビロードにようになめらかなパン

まだまだ沢山料理や菓子が登場するのだが、今読んでも、どれもこれも喰ってみたいものばかりだ^^。

料理抜きでも健全に愉しめる物語。大人にもお奨めであります。

そういえばトム・ソーヤの冒険はどこに仕舞ったかな。秋の夜長はこれからまだまだ続くのだ。

 

そして、その日の夕方のこと。

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これぞ肉っていう噛み応えのある厚さの肉。そしてバターの風味ある肉汁をかけたジャガイモ。

どうしても頭を離れなくて食材を買いに出掛けた。

ハムは手頃なのがなかったので豚肉のソテー用で代用、味付けも馴染みのあるバター醤油にして愉しんだのだ^^。