栽培ものの行者ニンニクを買った。
行者を冠した名の言われは、修験道の行者が、山籠りの際に滋養豊富な食料として採取して食べたかららしい。
しかし、食べると精が付き過ぎて修行の妨げとなったので食べることが禁じられたからという説もあるようだ。
いずれにしても、こいつを喰えば、険しい山道を駆け巡った行者のように、坂道をすごい速さで上れるかも^^
さて、どうやって調理してみようかな。
行者だったら、鱗茎の部分(地下の球根のこと)を味噌でもつけて齧ったのかしら。
でも、買った部分は葉っぱのみだからな。
アリシンがニンニク以上に豊富らしいから生で下手に多量に喰ったら、胃痛になりそうだ。
そんな訳で無難に加熱して喰うことにしたのであります。
ザク切りにした葉をロースハムと合わせて(似たような厚みで食感の違いがアクセントになると考えた)炒めた。
油はラードが美味そうだ。でも俄かアスリートな拙はオリーブオイルを使用^^
味付けは塩をメインに香り付けに醤油少々。
ふっくらとした肉厚の葉っぱを噛む感触と野趣ある風味がビールの味を引き出してくれたのだ^^
因みに翌日の登坂時のしんどさは、相変わらずでありました。残念なり。