晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

デスノート そして デビルマン

2008年09月12日 | 書庫の中から
 結構時間が掛かりましたが「デスノート1~12」読み終わりました。
凄い作品だと、感心し、その後久しぶりにDVD「デビルマン」を見ると、美樹ちゃんを殺された時の明の怒りが心に響きます。原作で、怒りに燃え上がるデビルマンの絵がうかびます。人間なんて生きていていいのか!
その怒りを感じたとき、キラのような神が必要な社会ではないのか…とさえ思います。「デスノート」が指示されたのは、読んでいる人たちにきっと、キラに同調する思いがあったのでしょう。キラの正義。
 でも、ちょっと落ち着いて「銀河英雄伝説」の一節を思い出しました。


 専制君主の善政というものは、人間の政治意識にとってもっとも甘美な麻薬ではないだろうか。参加もせず、発言もせず、思考することすらなく、政治が正しく運営され、人々が平和と繁栄を楽しめるとすれば、誰がめんどうな政治に参加するだろう。
しかし、なぜ人々はそこで想像力をはたらかせないのか。人々が政治をめんどうくさがるとすれば、専制君主もそうなのだ。彼が政治にあき、無制限の権力を、エゴイズムを満足させるために濫用しはじめたらどうなるか。
権力は制限され、批判され、監視されるべきである。ゆえに専制政治より民主政治のほうが本質的に正しいのだ。
ヤン・ウェンリー(銀英伝6/114P)

 落ち着いて、少しでも世の中を良い方向に向けることをみんなが考えなくてはならないのでしょう。次の選挙はじっくり考えなくては…。
 なんか、まとまらないままですが。

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