晴れ間の彗星

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宇宙の戦士

2009年07月28日 | 読書録
「スターシップ・トルーパーズ」の原作
私の大好きなロバート・アンソン・ハインラインの
「宇宙の戦士」を読んでいます。

 読んでみて、以前読んでいるなというのはわかりました。
私の好きな言葉のフレーズが出てきました。

 しかし、こんな話だっただろうか…
高校時代と今では、読む視点がかなり違ってきているのだろう。
これは、道徳の教科書なのかも知れない。

「君が、罰しもしないで、ただ子犬を怒鳴ってばかりいたとする。
子犬は家の中で、したいほうだい大騒ぎさせておく…
そして、ときどき、戸外の犬小屋に閉じ込めるが、すぐに、
イタズラしてはいけないよ、などと言い聞かせて家の中に入れてやる。
そしてある日のこと、君はその犬がもうすっかり成犬になっているが、
まだ家の中でいたずらをするのをやめないでいることに気が付く…
そこで、鉄砲を持ってきて射殺してしまう。」

 人のしつけもこれと同じとしている。

 軍人上がりの作家が…

でも、その理論がなんとなくわかるのが,この歳なのかも知れない。