HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第875話≪平成22 年度新入社員の「働くことの意識」(日本生産性本部調査)≫

2010年07月12日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、下記に今年の新入社員の「夢」を配信しましたが、

  第865話≪新社会人の夢 「27歳結婚、35歳マイホーム購入、36歳課長昇進、貯金1000万円」≫


 今回、公益財団法人日本生産性本部から≪平成22 年度新入社員の「働くことの意識」≫が発表されていますので、併せてお読みください。

 平成22年度新入社員を対象に実施した「働くことの意識」調査結果をとりまとめたもで、この意識調査は、既に42回目の調査です。


 詳細はクリックしてお読みください。主な「働くことの意識」調査の主要結果を抜粋して見ますと、

  ◆第一志望の会社に入れたか?
      55.2%(平成21年62.3%)

  ◆就職先の企業を選ぶ基準
     「自分の能力、個性が生かせるから」 ⇒34.8% 
     「仕事がおもしろいから」 ⇒ 24.8%
     「技術が覚えられるから」 ⇒ 9.0%
     「会社の将来性」 ⇒ 8.3%(調査開始当初1位)

  ◆仕事中心か生活中心かでは、
     「仕事と生活の両立」 ⇒ 82.8%
     「仕事中心」 ⇒ 9.2%
     「生活中心」 ⇒ 7.9%

  ◆デートか残業かでは、
     「残業」 ⇒ 85.3%(男性81.9%、女性88.8%)
     「デート」 ⇒ 14.2%

  ◆就職活動で利用された情報源では、
     「会社説明会」 ⇒ 90.3%(昨年は2位)
     「インターネットの企業ホームページ」 ⇒ 89.6%(昨年1位)

  ◆第二新卒として転職を考えているか?
      「いいえ」 ⇒ 83.6%
      「はい」 ⇒ 13.9%


 以上の結果から、今年の新入社員の8割以上が、「デートより残業を優先する」と考えていますね。逆に第1志望の会社に入った人は前年比7ポイント減少していることは寂しいですね。やはり雇用環境の悪化で就職難を如実に反映しており、私的な時間よりも会社の仕事に力を入れる傾向が強まっていますね。

 最後の少し安心できるデータは、

 「いずれリストラされるのか不安だ」 ⇒ 41.0%(前年比5.1ポイント減
 「いずれ会社が倒産するのか不安」 ⇒ 26.4%(前年比1.3ポイント減

 と、少しは雇用不安はなくなっていると思います。

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