HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1325話≪高校生が出前授業「高校生がやってくる」⇒「こま撮りアニメ」の制作授業(仙台工業高等学校)≫

2013年09月02日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、高校生が小学校生徒への出前授業が仙台市で企画、実行されました。

 このHageOyaji通信で「高校生が出前授業」を取り上げるのは下記を含め2度目かな・・・・

    ◆HageOyaji通信:第85話≪高校生が出前授業≫


 大学側などから高校への出前授業は数多くありますが、高校生から小中生徒への「高校生が出前授業」が増えることをHageOyajiは期待しています。

 仙台市宮城野区中央市民センターが、小学生を相手に「高校生が出前授業」としての講座「高校生がやってくる」を企画しました。

 第1弾として、今年の夏休みに≪仙台市立仙台工業高等学校「模型部」が、アニメーション制作を指導しています。センターと高校が連携し、地域の児童に楽しく学べる場を提供しています。

 仙台工業高等学校の模型部員17人が講師になり、「ふしぎなパラパラムービーを作ろう!」を7月末と8月上旬の2日間、宮城野区中央市民センター小学校の児童が参加して開かれました。

          
              写真提供:河北新報社

 仙台工業高等学校の模型部は、人形や模型を少しずつ動かして撮影した写真をつなげ、動画にする「こま撮りアニメ」の素晴らしい技術を発揮している全国でも有名な部活動です。


 この仙台工業高等学校の模型部は、過去、部員減少で廃止の危機に直面しましたが、存続させようと、 窮余の一策として挑戦したのが「こま撮りアニメ」です。最近は、部員は増加に転じ、地域の市民センターで講師を頼まれるなど 活躍の場を広げています。  

 「こま撮りアニメ」は、人形や模型を少しずつ動かしてデジタルカメラで1こまずつ撮影し、 写真をつなげて動画にする手法。模型部は2011年春に制作を始め、これまでにプラモデルや 手製の人形を登場させた長さ数分間の作品を作っています。

 最初の作品「クールダウン大作戦」は、模型の兵隊が冷房の温度を下げる任務を遂行しようとするが、節電を心掛ける人間の手に阻まれる−というストーリーの1分余りの映像です。

 昨秋には「仙台短篇映画祭」に参加し、カナダの人形アニメーション作家のアドバイスを 受け、徐々に知識や技術も向上しています。

 この素晴らしい「こま撮りアニメ」手法を応用して、小学生自身が主役となる映像の制作を教えたようです。

 模型部員が小学生にアドバイスしながら撮影した写真をつなげると、ほうきにまたがって宙を飛んでいたり、体がバケツの中に収まり見えなくなってしまったり、ちょっと不思議な映像が出来上がったようです。

 小学生が制作したこの映像は11/16、「宮城野中央市民センター祭」で上映されます。

 仙台市宮城野区中央市民センターはセンター利用の一環として、高校生を講師に招く講座開催を企画し、第2弾、第3弾を企画しているとのことです。


 尚、仙台市宮城野区中央市民センターが企画する「高校生が出前授業」第2弾は、12/7に仙台育英学園高等学校のチアリーダー部員による「チアダンスを踊ろう」を企画しているそうです。

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