HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第182話≪2005年度・新卒者採用に関するアンケート調査集計結果の概要≫

2006年02月13日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、日本経済団体連合会(日本経団連)が「2005年度・新卒者採用に関するアンケート調査集計結果の概要」を発表しました。

 調査対象 … 日本経済団体連合会および東京経営者協会法人会員企業 2039社
 調査形式 … 無記名式アンケート(業種・従業員数のみ記入)
 実施時期 … 2005年11月
 回答企業 … 728社(回答率 35.7%)

 このアンケート調査集計結果の特徴を抜粋し、下記に要約しておきますが、詳細は上記の概要をクリックしてください。

 ◆ 採用選考時に最も重視する要素は3年連続で「コミュニケーション能力」
   企業が採用選考時に重視する要素は、
    第1位「コミュニケーション能力」75.1%(前年度75.0%)、
    第2位「チャレンジ精神」52.9%(同56.6%)、
    第3位「主体性」52.5%(同50.4%)、
    第4位「協調性」48.7%(同45.4%)、
    第5位「誠実性」39.1%(同34.3%)、
   と、3年連続して同様の順位となった。

 ◆ 採用実施企業・採用人数は3年連続して増加
   採用実施企業、採用人数ともに3年連続の増加。採用人数を増やした理由としては、「企業業績の回復に伴って採用枠を拡大」「団塊の世代の退職に備えて人材を確保」「若手社員不足を補うため」など。

 ◆ 「昨年に比べて売り手市場」との回答が大幅増の7割超
   就職採用市場に対する評価は、「昨年に比べて売り手市場であった」との回答が74.8%(前年度比35.8ポイント増)と、前年度(39.0%)を大幅に上回った。

 ◆ 通年採用など多様な採用形態・手法が定着
   多くの企業が、多様な人材を発掘するために特徴ある採用形態や手法を導入し、定着する傾向が見られる。
   「通年採用」を行った企業は、
     「すでに導入している」(25.6%)、
     「今年度から導入した」(7.9%)、
   との回答を合わせると、33.5%(前年度29.7%)。
   
   選考プロセスを
     「事前に開示した」企業が8割弱(79.7%)
   と、前年度に比べると6.5ポイント増加している。

 ◆ インターンシップ制度について
    インターンシップ制度に対する評価
     評価する  45.9%
     評価しない 6.3%
     どちらともいえない 47.8%

    インターンシップ協力要請への対応
     既に受け入れている 44.4%
     受け入れる方向で検討したい 21.3%
     受け入れる考えはない 34.3%