孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

懐かしい、名画 「Stand by me」

2016年10月30日 | 趣味の世界
偶然めぐり合ったスターチャンネルの無料放送で、懐かしい名画に見入ってしまった。

独特の怖さが持ち味の、スティーヴン・キング原作の「THE BODY」で、4人の少年達が偶然知ってしまった死体の存在をもとに、「死体さがし」の遠足に出かけるというストーリーなのだが、12歳くらいの少年達の奔放な行動と会話と共に、オレゴン州の自然が印象に残る映画だった。

   主題歌もいい!

30年くらい前の映画だと思うが、初めて映画館で観てからも、レンタルショップでVHSやDVDを借りて何度か観ていると思う。そして、その都度最後まで飽きることなく観てしまう映画であった。

アメリカの田舎町の少年達の様子がわかって興味深かった。

自分の少年時代にも近所の同世代のガキどもと、茶畑の中に「隠れ家」を作って農家のおばさんに大目玉を喰らったり、夏休みに墓地で「肝試し」をやって、竹の先にボロきれを丸めてぶら下げ、灯油を湿らせて火をつけ、火の玉のようにぶら下げていたのを住職に見つかり、こってりと油をしぼられたりしたことを思い出すきっかけになる映画だ。

少年達は、線路伝いに「死体さがし」に出かけるのだが、途中で鉄橋を歩いて渡っていると後ろから列車がやってきて、危うく大事故になるシーンがあったりして面白い。

 豊かな自然はうらやましい


私が好きなカットは、主人公の少年が早朝線路に腰掛けて漫画を読んでいる時、目の前に現れた鹿と見つめ合う場面だ。ほんの短いカットだったが、清々しいシーンだった。

  最も好きなカット


4人組たちの兄貴にあたる年代の不良グループの存在もあって、物語は進んでいくのだが、少年達が彼らの会話を盗み聞きした「死体」を見つけてから映画はクライマックスに入っていく。

  お目当ての「死体」を発見


夏休みが終わって学校が始り、やがて卒業しみんなそれぞれの道に進んでいく。主人公の親友だったクリスは猛勉強の末、弁護士になって故郷に戻ってくるのだが、ふとした喧嘩の仲裁に入った時に、喉を刺されて即死したのだった。

その記事を新聞で見た主人公のクリス。あの頃のような友達はその後二度とできる事は無かったと、感じ入るのだった。

私が思い出す子供時代の友人の一人に、町医者の息子がいた。中学になって彼は、県庁所在地にある親戚の家に預かってもらい、そこから医者になるべく進学校に進んだのだった。

それ以来何年も会わなくなり、やがて彼はお父さんの後を継ぎ、町医者になった。私は私で、ほとんど実家にはいなくて、会うことが無かった。

何年か前、彼が脳出血か何かで他界したと聞いて驚いた。小学校のとき別れ別れになったっきり、会うことは叶わなかった。

当時の思い出だけは、消え去ることはなく、今でも鮮明に残っている。


6年前の youtube

2016年10月30日 | 趣味の世界
最近はほとんど一緒に旅行をすることがなくなったが、6~7年前まではよくカミさんとバスツアーに参加して九州やら北海道や近畿、信州などへ旅したものだ。

しかし、私はどうもバスツアーというものが肌に合わないのだ。どうでもいい土産屋で降ろされ20分、30分と時間を費やしたかとおもうと、ここはもう少しいたいと思うところでは、ただ記念撮影するだけで終わったりする。

訪れる場所は多いのだが、家に帰ると思い出などほとんど残っていないのに気付く。九州知覧の特攻記念館にいったときなど、半日位いたいと思ったのだが、そこでは一時間だけでバスに戻された。

当時、カミさんはお母さんの影響で、御朱印帳というものを買い求め、行く先の神社仏閣ごとに、300~500円払っては記帳してもらっていた。

その御朱印帳を動画にして、youtube にアップしたのが今から6年前であった。『カミさんの御朱印帳もうすぐいっぱい』というタイトルでアップしたのだが、久しぶりに自分がアップしたその動画を観たら、なんと視聴回数が14、794回となっていたので驚いた。

  独特の字体に趣がある

本来は、神社とお寺を分けるべきのようだが、当時そんなことは知らなかった。

カミさんは今でもまだ続けているようだ。朱の色と墨の黒、独特の字体。意外と思い出になって、いい趣味であると思う。

" Fool Japan " を世界に!

2016年10月30日 | 社会観察
何かにつけて、「クール・ビズ」を言い出したのは私が厚生大臣のときなのよ、と言いたげな小池東京都知事。

同じ「クール」でも、クール・ジャパンの「クール (Cool)」は、「かっこいい」といった意味のスラングであるが、今や日本の国策として海外で人気のある漫画やゲームを発信する際のキーワードになっている。


東京都知事もこれを支持すれば、東京の売込ネタになりうると考えて、自らも「魔法使いサリーちゃん」の格好をしたり、「リボンの騎士」になったりしているようだが、よくもまあシラフで出来るものだと感心する。


   


   



しかし、どう見ても現状は、COOL JAPAN というより、FOOL JAPAN の方がふさわしい社会現象ではなかろうか。

これもまた、経済効果が右肩上がりでメデタシ、メデタシなのか・・・。

嗚呼、嘆かわしや。


   

嘆かわしい、都民ファースト

2016年10月30日 | 社会観察
クール・ジャパンとは何ぞや?

サブカルチャーとは何ぞや?

都民ファースト? ホニャララ・ファースト?

「楽しくなければテレビじゃない」とかいうキャッチフレーズを掲げたテレビ局があったが、今はスポンサーも離れてしまって、倒産の危機だとか言われている。


この時期のバカ騒ぎを見よ。 楽しけりゃいいってモンじゃないだろ。



 東京、渋谷1

 東京、渋谷2

  東京、渋谷3


もはや、支那のテーマパークを笑うことは出来ない・・・。 いったいどこが違う?

  支那1

  支那2

  支那3

  支那4


「都民が楽しけりゃ、いいのよ」 ってか?

     ちょっと太めのリボンの騎士

  こういうのは恥ずかしがっちゃ、ダメよ


  これも世界に誇れる日本の文化?


おお、嘆かわしい・・・嘆かわしい・・・。