浅間の煙

じいさんの気ままな独り言

京都の旅一日目

2009-10-03 05:35:13 | Weblog
9月29日(火)。雨。9.148歩
 3時に起床。支度を整え朝食を済ませて、4時に家を出る。おぎの屋発4時50分の高速バスに、東御市役所の前で乗車。自家用車は市役所の駐車場に犯してもらう。途中から雨となる。京都駅に着いたのは12時35分。駅中央連絡路を通って表側に移動。タクシー乗り場で大型2台を見つけ、5人ずつ分乗して昼食会場へ直行。食事は京都の奥座席とも言う美山町京ゆばどころ「静家」(西陣店)で、ゆば定食を頂き豆乳プリンのデザートを戴く。三重の岡持ちに収められた器の美を楽しみながら味わった。
 午後は静家から歩いて西陣織会館へ移動。1Fホールできものショーの上演がされていた。館内の手織り実演などを見学し、資料室を見て回る。手書きや様々なコーナーを見せてもらい奥深い手仕事であることを体感した。
 次に京都伝統産業ふれあい館に行き、伝統工芸の粋に触れ、丁度開催されていた「時代祭展」を見学した。延暦武官行進列・延暦文官参朝列の衣服令と蓋や儀戈(かさやほこ)等をみる。桓武天皇の治世が「延暦」と言う元号である。延暦十三年(794)に平安京に遷都。延暦二十年に征夷大将軍坂上田村麻呂が東征を終えて平安京に凱旋する様を表している。これが延暦武官行進列であり、延暦文官参朝列は延暦15年(796)、文官が朝賀の儀式に参朝する様を表している。服装は身分によって色が決められている。見事な展示であった。みやこめっせを出てバスに乗りホテルに行く。皇后お手植えの木がある「くに荘」は鴨川のほとりにあり、昭和天皇に嫁いだ香淳皇后の実家久邇宮邸跡地にある。庭園に指定保存木の巨木があり枯山水が見事だあった。このホテルで2泊した。夕食は懐石料理を戴いた。