グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

今日の鳥見 真壁調整池 & 桃ノ木川

2009年05月30日 23時59分59秒 | バードウォッチング
このところ、はっきりしない天気が続いています。
今日も、日中の一時は薄日が射したものの夕暮れからは再び雨・・・。
せっかくの週末なのにね。
午前中は、図書館へ行ったり、家で本を読んだり。
午後は、渋川市北橘町にある真壁調整池と桃ノ木川に出かけました。

【真壁調整池】
真壁調整池は昭和3年(1928年)に竣工した広さ13ヘクタールの人工湖。
利根川の綾戸ダムで取水した水を貯め、佐久発電所の発電用として使用しています。

ここには、カワウの集団営巣地(コロニー)があります。






コロニーは調整池の島のようになった部分の樹上に形成されています。
真壁調整池の周囲はフェンスで囲まれており、立ち入りができません。ここは、カワウにとって安心して繁殖できる場所なんでしょう。





同じ場所にゴイサギのコロニーもあります。

写真が悪くて見難いですが、体の色がグレーと白なのが成鳥、茶色いのは幼鳥です。

キンクロハジロが10羽以上いました。

キンクロハジロって、冬鳥だよねぇ。大丈夫なのか知らん?

【桃ノ木川】

初夏は木や草たちに圧倒的なパワーを感じますね。

対岸にいたキジ


そこから数十メートルしか離れていないところにもう1羽。

川原や田畑周辺を歩いていると、キジをよく見かけます。生息密度高いですね。

大きな声で賑やかにさえずっているオオヨシキリ




ギョギョシ、ギョギョシという鳴き方から、オオヨシキリの別名は「行行子」。
また、アシ(ヨシ)原を好むので「葦原雀」とも呼ばれるそうです。



カルガモ


ホオジロ


↓このホオジロ、ちょっと元気がないし、姿もおかしいなぁと思ったら、尾羽が1枚しかありません。

何かに襲われたのでしょうかねぇ?

高圧線の鉄塔にカラスが巣を作っていました。

カラスの営巣による送電トラブルは、結構多いようです。

道ばたには、ムラサキツメクサ(アカツメクサ)がたくさん咲いていました。

すっかり日本の風景に溶け込んでいますが、ヨーロッパ原産の外来種です。

ハルジオン



これも親しみのある身近な植物ですが、北アメリカ原産の外来種。身の回りの植物に占める外来種の割合って、どれくらいなんでしょう? 想像以上に高い感じがします。

桃ノ木川で見つけた鳥 (竹橋~観音橋 2009.5.30)
カイツブリ、カルガモ、キジ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス

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初夏のぐんまでは、「秋」も見られます。

麦の秋、麦秋です。


群馬県は本州一の小麦の産地。平野部では二毛作が盛んで、米の裏作に麦がつくられています。



麦秋って、趣のあるいい言葉ですね。