グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

職場にて  コイの仔魚・ヤリタナゴの卵・アオスジアゲハ

2009年05月16日 23時25分03秒 | 
今日は休日出勤当番。
恒例の職場で見たものシリーズ

コイの赤ちゃん


コイは1mを越すほどの大きさになる魚ですが、生まれたてはやはり小さい。元気にツンツン泳いでいます。



ところで、このような生まれたての状態を「仔魚」と呼びます。
仔魚とはふ化してから各ヒレの条数が成魚と同じ数になるまでの発育ステージを指します。
それ以降、形態がその種の特徴を示すまでのステージを稚魚と言います。

コイ科の魚の仔魚は小さいし、よく似ているので、区別するのが難しいです。


【問題】
下の写真の薄い膜に包まれた米粒のようなものは何でしょうか?


【答え】
ヤリタナゴの卵です。



群馬県にはかつて、ミヤコタナゴを始め5種類の在来タナゴが生息していましたが、ヤリタナゴの他はすべて絶滅してしまいました。
ヤリタナゴも藤岡市の一部でしか見ることができません。
水産試験場では貴重な藤岡市のヤリタナゴを飼育し、増殖しています。

タナゴは自然界では二枚貝の中に卵を産みますが、水産試験場では人工受精させています。


水路に繁茂したクレソンの花に来たアオスジアゲハ


花から花へ忙しなく飛び回ってました。
青い光がまたたいているようで美しいチョウですね。