グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

ニホンカワトンボ

2009年05月28日 22時24分14秒 | 自然観察
トンボは大昔から日本人に親しまれてきた昆虫です。
古くは日本のことを秋津島(秋津はトンボのこと)と呼んだり、鎧や兜にトンボをあしらったり。
現代でも童謡の赤とんぼやとんぼのめがねを知らない人はいないでしょう。

トンボと一口に言っても、大きく次の3つに仲間に分けられます。
 ・均翅亜目     イトトンボ・カワトンボの仲間
 ・ムカシトンボ亜目 ムカシトンボの仲間
 ・不均翅亜目    ヤンマやシオカラトンボ、赤とんぼなどの仲間
トンボは世界に約5,500種、日本には約200種が生息しています。ちなみに群馬県内に生息するのは93種。

先日、嶺公園でたくさんのニホンカワトンボを見ました。



ニホンカワトンボは水の流れのある場所を好むトンボ。
スマートで金属光沢の美しいニホンカワトンボは、初夏の風景によく似合います。







翅の色がオレンジ色のものと無色透明のものがいて、別種のように見えますが、どちらも同じニホンカワトンボ。
翅の縁紋が赤いのがオス、白いのがメスです。





蒸し暑い時にはトンボウォッチングがいいですねぇ。暑さを忘れさせてくれます。

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トンボを見ていたらカオジロガビチョウが姿を見せました。ムカデをくわえています。

育雛中なんでしょうね。
カオジロガビチョウは生態系に大きな影響を与えるとして特定外来生物に指定されています。