goo blog サービス終了のお知らせ 

グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

ミヤマアカネ・ハグロトンボ・アジアイトトンボ・ウスバキトンボ

2008年08月18日 22時41分39秒 | 自然観察
前橋は今日も30℃に届かず。
過ごしやすくてイイのですが、やっぱ8月は真夏日にならないと何だか物足りないような・・・。
やれ暑いの、涼しいの、勝手なことばかり言ってますけど・・・。

私の職場ではトンボたちが相変わらず元気に飛んでいる姿が見られます。

尻尾をツンと上げて逆立ちしているようなミヤマアカネ


大分色づいてきた個体も見られました。


水路ではハグロトンボのオスが激しい空中戦を演じています。




アジアイトトンボのペア


ウスバキトンボが珍しく草に止まっていました。羽化直後なのかな?


南方系のウスバキトンボは寒さに弱く、ヤゴは4℃で死んでしまうため日本のほとんどの地域で冬越しすることができません。
毎年たくさん見られるこのトンボは、短期間に世代交代を繰り返しながら南から北へ北へと移動し、冬が来ると死滅してしまいます。
日本列島を北上する個体群が最初にどこから来るのかは、未だ謎です。

昔の人はウスバキトンボの特異的な生態を知ってか知らずか、お盆頃にたくさん見られるこのトンボを“精霊とんぼ”、“盆とんぼ”などと呼び、ご先祖様の使いと言い伝えていた地域もあったそうです。

ウスバキトンボの目玉のアップ!

ちょっとグロかったですか・・・?
(私はこういうの大好きなんですが)

おまけは小さな甲虫を捕まえたアオメアブ

名前のとおり美しい緑色に光る目玉を持つムシヒキアブの一種です。