車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



 ちょうど今朝、臼杵石仏の古園石仏の金剛力士像2体が追加で国宝になるというニュースを見ました。見ておいてよかった。さて、石仏群前の臼杵石仏公園(・・と言ってもこの時期何もない広場なのですが)を挟んで対面側に「満月寺」(まんがつじ)というお寺があります。

 

 昔からこの辺りには数多くのお堂があり、それらを称して「満月寺」と呼んでおり、現在の本堂は昭和25年に建てられたというもの。まず門?に当たるところにあるのが仁王像。かなりユーモラスなかたちで、しかも半分埋まっている!鼻なんかは、かつて削って飲むと病気が回復するといった信仰のために欠損しているとか。半分埋まっている理由はよくわかりません(自然らしいけど)。鎌倉~室町時代のもの。

 

 境内にも臼杵石仏の造立に関係があったんじゃないか?とされる人物の石仏や、五重石塔があります。

 

 五重石塔と同じころ(鎌倉時代)に造られた宝篋印塔(日吉塔)。こちらは国の重文!宝筐印塔を含め、日本には重文の石塔が結構あり、見逃さないように注意する必要がありますね。

 

 



 

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 別府温泉で一泊し、2日目は15:20の列車まで自由行動!ほとんどの人はホテルでゆっくりとしたあとに地獄めぐりとか行くのでしょうけど、我々は目的が臼杵石仏。交通の便がイマイチ良くないので、早めに朝食を済ませ、8時に駅前のレンタカーで車(フィット)を借り、高速を使って約1時間で到着。下道は少ないので楽に行けます。駐車場は広くて無料。拝観料は540円で、お願いすれば無料でボラのガイドさんもつけてもらえます。

 

 臼杵石仏は摩崖仏で初の国宝!平安時代~鎌倉時代のものだそうですが、その歴史は不明であって、またそういうところが良いですね。拝観券を提示して最初にあるのがホキ石仏第二群。ホキというのは「がけ」という意味の地名です。なかなか綺麗な石仏群。屋根がないほうがカッコいいんですけど仕方ない。

 
 
 次にあるのがホキ石仏群第一。彩色が残ってます。

 

 少し上にある山王山石仏。

 

 そして有名な古園石仏。中尊の大日如来は日本の石仏の中でも最高傑作の一つ。平成5年まで頭が下に落ちてたんですねー。昨年も修理があったようで。端のほうには仁王像がありますが、その横にも多分仏像があったんでしょうね。こう、削れて無くなっているというところも遺跡っぽくて好きです。

 

 

 石仏群の全景。それほど広くないのでこれだけなら30分もあれば十分回れます。駐車場~入口間の少し登ったところには不動明王像も。

 

 ここの石仏は巨大ではないものの、しっかりとした彫刻で表情も良く、またずらりと並んで壮観です。仏像好きであれば必ず見ておくべきものでしょう。



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 別府へのツアーなので、そりゃ湯布院にも寄りますよね。駐車場は少ないですがあります。駐車場にあるバスの表記はほぼハングル。バスはかなり細い道で駐車場に入るのも一苦労。

 

 金鱗湖。湖底から温泉が出ているので寒い日だと湯気なんかもあって綺麗なようですが・・・。クチコミの評判は良いけど全体的にちっと褒めすぎ。

 

 湯の坪街道は小さい軽井沢という感じ。特に買うものなし。山並みとの相性はいい感じではあるかなあ。「日本じゃないみたい」とい声もありますけど、確かに周りはほとんど韓国か中国の方みたい。

 

 

 温泉にも入らない1時間の散策、特に古い建物も無し。



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 青の洞門の次は「宇佐神宮」。全国にある八幡さまの総本宮です。八幡神と八幡信仰については例によって神仏習合など複雑なのでWikipediaなどを見て下さい。駐車場は道路沿いにあります。

 

 広い境内の先に西大門。鮮やか!

 

 上宮の南中楼門。この奥の本殿は国宝で一之御殿、二之御殿、三之御殿が並びますから、それそれに参拝します。参拝の作法は「出雲大社」と同じく「二拝四拍手一拝」。当然お賽銭も別々ですよ。額は気持ちの問題ですが、神社側としては、お賽銭を投げたときに静かな(音のしない)ほうが良い??!!でしょうと言われています(^^;)。次の写真は下宮。

 

 このほかいくつもの文化財級諸殿がありますが、団体行動時間制限なのでそう回れませんでしたね。









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 3月4日~5日、珍しくJRのツアーで大分へ行ってまいりました。第一目的は「臼杵石仏」ですが、それはこのツアーになく自由行動で行ったもので、とりあえず行った順に書いておきます。まずは「青の洞門」。小学校のころ、菊池寛の「恩讐の彼方に」のマンガ版を読んで、それから小説も読みました。でもマンガ版のほうが今でも強く印象に残っています。行ってみたいとは思ったものの、当時としてはあまりにも遠いので本気で考えなかったところです。今では一泊旅行で行けるのですよね。小倉駅まで新幹線で、それからバスに乗り20人のツアー。1日目のみ添乗員さんが案内してくれます。駐車場は結構あります。紅葉の時期は大渋滞するそうですがこの時期は空いていました。

 

禅海和尚らが手彫りのみで掘ったというトンネル。岩盤なのでスコップではなくてノミと槌だけなので、一種の芸術作品です。ノミの跡などが残っています。元のトンネル部分は144mで30年かけてのもの。すごいですよね。自分なら2,3堀したらあきらめるでしょう。

 

明り取りの窓と、(像がある場所は)方向を間違えて堀った跡とか。

 

それよりも驚きなのは、その昔通行人が通っていてよく落ちたという!道。こんな高いとこ!今でも通る人がいるそうです。

 

ちうなみに、青の洞門の「青」とはこのあたりの地名(青地区)ということです。





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