車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



 2月23日土曜日。昨年夏に続いて向かったのは三重県の鳥羽。正直今回は寺社はオマケみたいなもので、メインは牡蠣(かき)。パールロード付近には、おいしい牡蠣が食べられる店がいくつもあるみたいです。食堂やレストランではなく、養殖場でそのまま焼いているような感じのところ。しかし、食べ放題2500円というところはどこも予約が取れず、「生、焼きがきとも1個100円」という評判の店へ行ってみました。朝10時過ぎ、すでに駐車場はほぼ満杯。焼きガキは名前と個数を書いて順番待ち。

 

店先では名前を呼ばれた人から立ち食いです。なおこの時間では店の中では生ガキがすんなりいただけました。結局1時間ほど待って焼きガキにありつけたのですが、これが激ウマ。ノンアルコールビールを持っていって一緒に食べたのはいいのですが、ポン酢を持ってくればさらに良かったかも。(食べ終えた頃来た人の順番待ちは3時間ほどになっていました)ちなみに店の裏にはきれいな漁村が広がっています。
  
 そして志摩地方の漁民の信仰をあつめ,海難事故に霊験があると言われているのが正福寺(しょうふくじ)へ。カキの店からはMINIで30分ほどの山の中。ここもまたまたMINIのナビではたどり着けず、道路の看板を参考に走ったものの、例によって対向車が来たら絶対すれ違えんだろうし、カーブミラーも少ないしガードレールも無い過酷な道を3kmほど行ってやっと到着するというお寺でした。ところが意外にもそこはいくつものお堂が並ぶ大寺院。駐車場は門前で30台くらい置けます。

 

本堂やは古く、しかもかなり個性的です。善光寺っぽい外観で、細かな彫刻も見られました。

 

ただ、かなり登ったし、漁民信仰というから「きれいな海の景色」を期待していたのにそれがなく残念。雪もちらついてきたしこの時期は寒い!
帰りには二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)へ。というよりは二見ヶ浦の夫婦岩を寄ってみました。小学校以来かなあ?

 












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10日最後は岸和田市にある大威徳寺(だいいとくじ)へ向かいました。このあたりは紅葉の名所らしいです。が、MINIのナビでは見つからず、山の中ではあるものの住宅街のとんでもない極細急激坂道に案内され、しかももう16時も回っていたので、あきらめて帰ろうとしたところで、よめさんのiPHONEのナビを使ったところ通常の道でなんなく到着。。ただ、駐車場がありません。観光バスの転回場があるだけ。それで近くにいたおっちゃんにどこか止めるところはないか聞いたところ、そこの看板の前でも止めりゃんせ、だが五時で閉めるよと言われたのです。

 

この時期は紅葉の名所というよりはいい雰囲気で寂れた山寺。役行者が開き空海も修行し、かつては大寺院であったという天台宗のお寺。本堂の前には室町時代、重文の多宝塔。

 

 


ネットで秋の写真を見ると、この朱塗りの塔と紅葉が見事にマッチしています。しかし私はこの時期の落ち着き加減も好きです。

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時間は16:30。この日のお寺巡り(+IKEA)は往復500kmでした。

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同じく河内長野市の金剛地へ向かいました。「女人高野」と言われる寺院。確か室生寺とか慈尊院なんかもそう言われていたような・・。駐車場と門はこんな感じ。

 

ところが、門を一歩入ると残念な光景が!!「平成の大修理」という文字、そして工場かと思うような景色!

 

ここ数年ほんとうに寺社の修理が多くて、そんなところに訪れたのはもう10以上あるのではないか。ホームページにも書いてなかったじゃん!それでもしっかり入山料取られた。本堂だけならまだしも、重文の多宝塔も同じ状態!次見れるのは結構先みたい。

 





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続いては河内長野市の観心寺(かんしんじ)。全国的にもちょっと有名な大寺院です。駐車場は門近く。

 

特に有名なのは本堂と如意輪観音菩薩で、両者とも国宝。ただ、ご本尊は開帳時しか拝観できません。ま、ネットの画像検索で「観心寺」とすればそのお姿は見られます。本堂は室町時代の大仏様なので、堂々としてバランスの良い造り。

 

そして、仏塔。「建掛塔」といって、その名のとおり三重塔の建てかけです。楠正成の発願によって三重塔として建て始めましたが湊川の戦いで戦死したことにより、建設途中で未完のままとなったものということです。茅葺きの屋根などは後補ですが、これでも国の重文。結構存在感があります。内部も見ることができました。

 

垂木は簡易な竹ですが、それがかえって綺麗に見えますね。

 







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土塔の次は同じ堺市にある「法道寺」。場所は鉢ヶ峯公園墓地(公園)横にあり、駐車場もその近辺です。

 

お寺は小さいものの、全体がなかなかの重厚感があります。まず山門。そして江戸時代の本堂。

 

その横には鎌倉時代創建、重文の多宝塔、そして同じく重文の食堂(じきどう)が並びます。人がいないからかもしれませんし、地面全体に厚く砂利が敷かれているからかもしれませんが、神聖で荘厳な感じです。

 

多宝塔はこの時期特有の安定感のあるもので、境内の外から見ても存在感があり、それ自体の細かな創りも綺麗です。小さい写真は尾垂木の上で軒を支える邪鬼で、これがなんともよくできているでしょ。

 













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