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 なんと世界遺産検定1級、いっぱつ合格!!合格率20%程度という、そこそこの難関。このために6月あたりはあまり外出せずブログも更新できなったのだ。。。

 

合格したという人はそれぞれに「勉強方法」なるものを書いているので私も書きますが、まあ勉強法は皆さんの言う通りです。テキストは必須、問題集をやって・・・。なので、私のは「傾向と突破法」です。

★傾向:問題集をここ3年ほどやってみると、以下のことがわかります。

①世界遺産の基礎と日本の遺産については、何度も似た出題が多い。
②国外の遺産はほとんど同じ遺産からの出題がない。


つまり、世界遺産の基礎と国内の遺産については問題集は有効、国外はあまり意味がない。しかし、逆に言えば「国外の遺産については問題集に出たところは捨てる!」などという選択もできなくはない!中古でもいいので3年分くらいの問題集は有ったほうが良いと思います。これは結構正解でした。

③世界遺産名の中にヒントがある。

世界遺産の名称と、答えの人物名や川の名前などは似た言葉が入っていることが多い!もちろん人や川の名前から都市名などが付いた所が多いから。例えば、キトの市街はキトス族、アッシュルはアッシリア帝国だったりするのは当然、アフリカのものはアフリカっぽい言葉だし、「ヴ」が入っていればヨーロッパが多いなど。答えがわからん場合は、ちょっとでも似た文字が入っているほうが・・・。

④テキストの中で大きく取り上げられている遺産については「赤文字」や「太文字」は出題されず、下の「注釈」や何気なく書かれていることが出題される傾向がある。

なので、1級はテキストの細かいところほど読んでおく必要があります。

⑤世界遺産の基礎と日本の遺産については、関連するHPをよく読んでおく
 テキスト以外で出題されるのは最近の出来事や日本の遺産の細かいところ。ユネスコやイコモスの現状は当然、日本の各遺産のHP(これは全部読んでも結構面白い)。特に最近登録になったところは細部まで必須。




★突破法(合格法):

4択なので、「うろ覚え」で良いんじゃん!これはいい加減な方法なので、「マイスター」を狙う方などにはお勧めできません。
 もの覚えの良い人はいいのですが、私のよう高卒で50歳を超えて、近くの人の名前さえ覚えられないような人間に、「ハサン・イブン・アル・ヌウマーン」とか、「カルロス・ラウル・ビリャヌエバ」とか「ヘルマン・フォン・ピュックラー=ムスカウ伯爵」だとか(だいたい=て何だ?)、「クレイドル・マウンテン・クレア・レイク国立公園」や「ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂」などなどの複雑で舌を噛みそうな人や建物、公園名などが覚えられる訳がない!特に人の名前なんかよく出てくる割に、テキストには全く顔写真は無いので覚えにくい!さらに、世界遺産そのものの名前まで最近は複雑怪奇になっており、「パラナ川沿いのイエスズ会布教施設群:ラ・サンティシマ・トリニダ・デ・パラナとヘスス・デ・タバランゲ」とか「神宿る島・宗像・沖ノ島と関連遺産群」など、形容詞がくっついたり追加があったりして全くたまらん。
 受ける人皆そうだと思いますが、人の名前は「ラストネーム」だけ、その他の名称は他のものに変えて何となく覚える程度で大丈夫です、4択なので。例えば、「エドゥアール・ドゥ・ラブライエ」なら「ラブライエ」で良いし、「アントニ・ガウディ」なら「ガウディ」でOK。だいたい、外国語の名称なんて日本語訳の段階でかなり曖昧なんだから(ビクトリア=ヴィクトリアだったり、アントニオ=アントニだったり・・、Castel del Monteが「カステル・デル・モンテ」で、Kronborg Castleが「クロンボー城」というのも納得いかない)。覚え方の例はやっぱり「語呂合わせ」がいいんだろうけど難しい。もっと簡単にイメージで。例えば「アツィナナナの熱帯雨林について」なら「マダガスカルは暑いなあキツネザルくん!」とか、「ケルン大聖堂」の正式名称は「ペーターのうんこを蹴るん!」(ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂)などでね。ただしこういうのを考えるのはそれなりに大変だわね。



②当然だけど「問題をよく読む」

 これはいつも自分自身「やちっまう」ことで、特に「間違っているもの」選択では、よく読めば明らかな間違いがあるのに気づかないことがあります。

これくらいかな?また気づけば書き足します。













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 岡山最後は津山城。ここも門前に無料の駐車場有り。今回の岡山は全て駐車場はダダでした。

 

 天守や建物こそ現存しないものの、日本三大平山城の一つで壮大です。遠くから見える建物は再建の備中櫓。

 

 天守台と眺め。

 

 備中櫓内部、石垣。んーん、先に見た三城と比べたら思ったほどでもないか。桜の名所なので、春に来るべきかなあ。

 

 


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 今回の岡山県最後の塔は「本山寺」(ほんざんじ)。長福寺からは車で30分ほど、美作地方では最古の寺院。駐車場は広くて無料。ただし、ここもやはり紅葉の時期が良いようで、これでは足り無さそう。

 

 仁王門と、城のような長屋門。奥の客殿の屋根はやっぱり赤い。

 

 国重要文化財の本堂。それからこちらも国重要文化財(南北朝時代)の宝篋印塔。

 

 三重塔はこの宝篋印塔の横で高さ26.4mのがっしりしたもの。

 

 軒下の力士像。こういうところが面白いですね。

 

 







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 帰りは中国自動車道を通るので、美作インターへ行くまでに寄り道をします。まずは「長福寺」(ちょうふくじ)。途中、美作市街で渋滞があったものの、このお寺までの道はそれほど狭くなくてスムーズに来れました。駐車場は広くて無料。

 

 品が良さそうなお寺。

 

 三重塔は山の上のほう・・ではなくて駐車場のすぐ横にあります。鎌倉時代建立で岡山県最古の塔であり国の重要文化財。ただ、やっぱり昔は長福寺は山のてっぺんにあったらしい。

 

 今回、岡山県で見る中で一番古いのですが、緑に朱色が鮮やかで間違いなく一番きれいな塔。高さ22m、こけら葺き。

 

 もっと人が多くて良いくらいの名所だと思いますが・・。



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 金山寺から近くの「千光寺」(せんこうじ)です。やっぱり道は狭かったですけどだいぶ慣れた。駐車場は広大。どちらかと言えば桜と紅葉の名所みたい。

  
 
 本堂への階段と本堂。本堂横から登ると三重塔があります。

 

 こいいう感じで塔がちらっと見えだした時が一番好き。江戸時代建立、高さ220.7m。なかなか良い塔なのに文化財指定は無し。

 

 

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