車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



 馬車でいくつかの寺院仏塔を巡り、ホテルへ戻ったのは13:00頃。昼食は軽く済ませ、プールで休憩でもと思いましたが、泳ぐには微妙に寒いかというような気温。それでプールサイドで少し休憩してから、ちょっとレンタサイクルで近くの寺院でも行ってみようかということになりました。
 午後からだったので、ホテルのレンタサイクルは一人1500チャット(約150円)。馬車に乗っていたときも多くの観光客の自転車とすれ違いました。しかし、、、自転車はママチャリでギヤなどはなく、しかもわりと平坦に思えたバガンは結構勾配があり、また道路中央付近は舗装されているものの、車やバイクで危なっかしいからといって端のほうを通ると砂!自転車で周るのはかなりハードでした。1日走ろうと思う人はかなり自転車慣れした健脚の持ち主でないとムリです。
 そのうえ、ちょっと道を間違えると(実際間違えた)、鶏や馬が歩いている、モロにアジアの農村。疲れました。たどり着いたのは、川岸の「ローカナンダ・パヤー」。
ちょっとホッとする景色です。

 

 そしてバガン最後の寺院はホテル近くの「名もない」寺院。それはこれまでに見たものと全く違っていて崩れています。これが一番「遺跡っぽい」んじゃないかと・・。
 



 

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 続くは、本来前日に訪れる予定であった、バガン最大の「ダマヤンヂー寺院」。ガイドさんの話を聴いていると、ここを建てたナラトゥ王というのは、王になろうとして父や兄を殺して罪滅ぼしのためで、自分も暗殺されたとかなんとかいう血なまぐさいもので、大きく緻密な寺院ではあるが幽霊も出るなどいい話がない。ガッシリとした感じの建物ではあるけど・・。写真は、遠景と熱気球から見たところ。

 

 門からの眺めは流石に迫力があります。仏像や内部はこれまでと同じようなものですが、一体、中国風仏像がありました。

 

 ナラトゥ王はこれまでにない形、大きさ、緻密さ、の寺院を造りたかったという割には不人気で、この寺院も未完成だとか。




 

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「スラマニ寺院」です。

 

 1183年のもので、バガンの中では最もよく残っている建物らしい。かたちも洗練されています。レンガの赤茶色はいいですね。

 

 ここでは内部のフレスコ画が特に美しいということで有名。なるほど素朴で綺麗なのは間違いないですが、ほかのレリーフや同時代の日本の壁画のほうが「じょうず」かな?

 
 仏像はキンピカや落ち着いた配色のものがあります。入口横には「仁王さん?」っぽい絵もしっかり。

 



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 パカパカと馬車で向かったのは、オールドバガンの端にあるブー・パヤー。ここは名前が一番覚えやすいだけではなく、バガンのほかの仏塔と大きく違うところがあります。それは、エーヤワディー川岸にあること。(ちなみにエーヤワディー川というのは「イラワジ川」のことで、私らが中学時代、社会の時間習ったアジアの三大河川「メコン、メナム、イラワジ」のそれで、ミャンマー政府は名前を改名したため、日本でも最近はこう呼ぶようになっているようです。)
 ここはまさに「砂漠の中のオアシス」といった感じ。元の歴史はバガンでも最も古いものの一つで、現在の塔などは完全に復元。球根型の金ピカ仏塔も、海のように大きな川に映えてきれいです。

 
 
 

ところでなんで「ブー・パヤー」なんていう名前かというと、「ひょうたん型」という意味らしいです。



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 バルーンからホテルへ戻り、次は前日に行っていないところを周ります。方法は「馬車」。前日までホテルの周辺は馬車の気配が無かったのですが、なぜかちょうどホテル前に来ていました。地図で「ココとこココへ寄って・・」と交渉の結果、17,000チャット(約1700円)で成立。運転はココさん、馬はランボーくん。自転車に抜かれる程度の速度でパカパカと歩き出しました。

 

 初めに立ち寄ったのは「ナガーヨン寺院」ミャンマー人好みのスタイルだとか。ちょっと教会っぽい。

 

 ナガーヨン寺院のすぐ向かいにあるのがナンパヤー寺院。ここの前には土産物屋が数件あって、立ち入るとすぐに数人のおばさん、お姉さんが、「うちのを見ていって」と寄ってくる。一応見たがどこも同じ。小さな仏像の値段を聞いてみるとなんと17000チャット!話にならない。5000チャットなら買うというと少しづつ言い値を下げてきたが「もういらない」と突き放してもどこまでも寄ってくる。仕方なく最後には7000チャットで購入。

  

 ところで肝心おナガーヨン寺院は、地味な存在ながら、初期の寺院形式がよく残っていたり、レリーフもあったりと、そこそこ良かったです。また、隣には「マヌーハ寺院」があります。今回内部に入っていませんが、建物いっぱいの仏像、寝釈迦像があるそうです。

 


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