車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



 はじめに・・エジプトのブログ予定は第16弾までの予定です。
さて、エドフ神殿からから船に戻ったあとは、現地ガイドさんからヒエログリフ(象形文字)とカルトーシュ(ファラオの名札のようなもの)講座。。と言っても現実は「ヒエログリフの名前刺しゅう入りエジプト綿ポロシャツ」の販売会でございます。この間船は進んでおり、昼食前に立ち寄ることになったのがエドフ神殿(クヌム神殿)。立ち寄ることになった・・というのは、元々はこのツアーには無かったのもので、昨日行けなかったコムオンボ神殿の代わりということではありますが、添乗員さんが何度も日本の本社へ安全の面で問い合わせて何とかOKになったところ。船から降りて徒歩5分です。
 この写真を見てもわかるように、街から神殿の屋根の分だけ下がっています。ここも長年、砂に隠されていたということです。

 

 ルクソールからはまだ60km近く離れているのですが、この辺りはどこを掘っても遺跡が出るほどで、まだまだ街の下になっている遺跡がたくさんあるようです。時代はこれもやや下がって、プトレマイオス朝からローマ時代にかけて建てられたというもの。外壁にも、内部にもやはりきれいなレリーフだらけです。

 

 さらに色が良く残ったレリーフも。

  

 天井も、柱も。

 

 クヌム神というのは牡羊の頭を持った神。レリーフにもよく描かれています。

 

 しかしこの日、エスナの気温は40°C!これまではほとんど早朝の観光だからまだ良かったんですが、この日は紺のポロシャツを着ていたせいもあってクソ暑く、ちょっとバテてしまいました!



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 エジプト4日目の朝は6:00出発。船の前には数台の馬車がいて(なぜか、朝3:00頃から待っていたらしい)、ふたりで1台の馬車に乗りエドフ神殿(ホルス神殿)に向かいました。馬車に乗るのはミャンマー以来久しぶり。現地ガイドは「お金は払ってあるから、要求されても絶対にチップを渡すな、彼らはいくら渡してもさらに要求する!」と言われていましたが、やっぱり私らの乗った御者も、何度も要求してくる鬱陶しいオヤジでした。「このままだと遅れるからチップ出せ」とか「二人で1ドル出せ」とか言ってくるのでそのたびに「ガイド!ガイド!(に言え!)」と叫びながら走ること約10分。

 

 巨大な神殿。保存状態もエジプトの遺跡の中でトップクラスだって。エドフ神殿は隼の頭を持つ「天空の神ホルス神」に捧げられた神殿で、ホルス神殿とも呼ばれています。アブシンベル神殿よりも時代はだいぶ下がり、紀元前紀元前237年から57年に建造されたもの。なお、完成させたプトレマイオス12世有名なクレオパトラ(7世)の父。

 

 塔門の前にあるホルス像。

 

 前庭内部から見た塔門、内部レリーフ

 

 第1列柱室の前にもホルス像。2004年くらいのネットの書き込みを見ると、片側しか無かったようですが、現在両方あります。こういったことはエジプトではよくあるようで、別に新しく作ったわけではなくて、新しく「発掘」されたようです。

 

 びっしりとレリーフがある回廊と城壁。すべて長年砂に埋もれていたので綺麗なんですって。

 

 門の前の広場に何気なくある小さなスフィンクスも最近発掘されたものだって!
 

 
 帰りは船まで同じ馬車・・。まだしつこくチップを要求してくるオヤジに「ガイド、ガイド」と叫びながらも無事に到着。ミャンマーの御者はこんなことなかった!
 ところで、ここエドフ神殿が「世界遺産」に入っているのか?という疑問。構成遺産のデータがなかなか見つからない。どなたか教えて下さい。




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