グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

生きものは不思議!

2024年06月09日 | ツアー
昨日、東京からお越しのご夫婦と、火口〜裏砂漠を歩いてきました。

山のところどころで、アズマノイバラの花が、満開になっていました!

ハチたちも嬉しそうに、花から花へ飛び回っていました〜☺️

奥様は、この溶岩を見て「犬に見える!」とか

「人の顔がある(背中合わせになっている人の顔)」など、

ガイドよりも先に、どんどん見つけてくれました☺️

火口一周していたら、コース上にミノムシの殻(?)が、た〜くさん落ちていて、驚きました。

10個や20個ではなかったような…(本当にあちこちに転がっていました。なぜ??)

火口はバッチリ、よく見えました!(背後に目をこらすと、てっぺんだけの富士山も見えるかも?)

私たちが喜んでいたら、通りかかった人が3人の写真を撮ってくれました!

(お客様のスマホの写真を拝借〜☺️)

歩き始めに雲が多かった空は、どんどん青い部分が増え、鱗雲(ひつじ雲)っぽくなりました。

雲好きの私には、たまらない風景です!(笑)

裏砂漠に向かう草地には、サクユリが元気に成長し、ニョキニョキ立ちあがっていました。


裏砂漠は、ほどよい風で、爽やか〜❤️

やや厚めの雲の影が、緑の三原山の上を這うように動いていくのが、壮大な影絵にも見えて面白かったです。


ジオ・ロックガーデンの中には、白い色がたくさん点在していました!

白く見えたのは、ほぼ全てウツギの花たちでした!

黒い溶岩地帯に、真っ白なウツギの花が咲き乱れる風景には、見とれずにはいられません。

まるで生け花のように

様々な姿で咲き誇る花々。

昨年よりもさらに数が増え、見事な景色になってきた気がします。

噴火後37年ぐらい経った時期の、溶岩の上が好きなのでしょうか?

でも、同じ年代の溶岩でも、中央火口から流れ下ったアア溶岩の上は、ウツギはほとんど生えていない(目立たない)のに、割れ目噴火口から流れた溶岩の上だけが、これほど見事になったのなぜなのでしょう??
溶岩の形状の違い? 成分の違い?? それとも偶然???
生きものは、本当〜に不思議です。

頭の中を「?」でいっぱいにして歩いていたら、お客様が「これも綺麗ですよ」と教えてくれました。

確かに! まだ蕾も多い、フレッシュな白花!

「今だけ、ここだけ」の風景の中を歩ける幸せをかみしめました。

一緒に歩いていただいたお客様に感謝💕

(かな)
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