様々なことに詳しいお父さんが「素敵な石」を見つけてくれました。
いつも歩いている場所なのに、あらためて足を止めてじっくり石を観察したら、確かになかなかオシャレなデザインで、座り心地の良い椅子になりそうでした😀
続いて道路脇のキノコが生えた木を指差し「この木は死んでいると思う?生きていると思う?」と、奥さんや娘さんに質問するお父さん。
質問の仕方が面白くて「ガイドの参考になるなぁ」と思いました😀
火口一周コースのスタート地点にある大きな岩でも感動してくださるので…
最近草が茂ってあまり写真を撮らなくなったこの場所でも、「溶岩の雫と記念写真」を撮ってみました(笑)
洞窟の中を写真に写そうと奮闘される皆さん。
好奇心が素晴らしいです😀
前日のヨロメクような強風が嘘のような風の弱い日だったので、火口一周コースの一番高い場所で火口を見ながらお弁当を食べました。
前日にはほとんど出ていなかった噴気も、盛大に立ち上っていました!
特に雨が降った訳でもないのに、なんでこんなに違うんでしょう??
裏砂漠では、石好きの娘さんの来島を記念して、イケメン地層の前で記念撮影😀
お父さんと娘さんはとても仲良しで、しばしば一緒に目の前の石を観察されていました😀
そして「この石はとても綺麗だ!なんでこんなに(平らで)綺麗なんだろう?」と石を観察されていました。
確かに滑らかといえば滑らかかも…きっと裏砂漠の強風が少しずつ砂や小石で削っているのかもしれませんね。
ところで、昨日のツアーで印象に残ったのは、ヒカゲノカズラという「原始のシダ」の話。
お父さんが「これがヒカゲノカズラですか!」と感動されているので、不思議に思って感動の理由を聞いたところ、「デボン紀や石炭紀などに、陸に生えていた巨大な植物」とのこと。
帰って調べてみたら、当時生えていたヒカゲノカズラ植物門の「鱗木」は、高さ30mもの巨木だったそうで、石炭の原木でもありました。ネットにあった想像イラストをみて思わず「おおっ」と口に出したほど。巨大なシダがこんなに小さくなって生き残っていたことに私も遅ればせながら感動しました。
で、もちろん大島に存在するもう一種類のヒカゲノカズラ植物門ヒカゲノカズラ科の「トウゲシバ」も紹介しました。
今は他の植物の合間で、ひっそりと生きる原始のシダたち。
歩きながら彼らの昔の姿を想像して楽しんだつもりでしたが、高さ30mもの巨木だとは思いもよりませんでした。
知識があると、普通の景色が何倍も楽しめますね😀
森の苔たちに元気な胞子嚢が伸びているのも可愛かったです。
ツアーの締めは海に沈む夕日で!
水に濡れた海岸の溶岩たちが、夕日に照らされて七色に光っていました。
みなさま、楽しい時間をありがとうございました!
(かな)