グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

沢山の発見

2010年05月09日 | ツアー
またまた天気の良い週末でした。
今日は4名のお客様と、半日山を歩いて来ました。

お客様の「感動したい。」というリクエストを受けて、
先駆植物たちの生きるカルデラ、樹海、巨樹の森、海岸、自然の中にたたずむ神社など、
少しずつ様々な環境の中を歩きました。

そして今日もお客様に、たくさんの素敵なものを、見つけていただきました。
観察力のあるお客様と歩くのは、本当に楽しいです。

では、今日見つけていただいた“素敵なもの”を報告します。

まず樹海の中で。

完全にゴミと一体化していたカミキリムシ(たぶん)の仲間です。
周辺が薄暗いので見難くて、どちらが頭かわからなかったぐらいでした!
こんな風に見事に隠れているものを見つけた時の嬉しさは、格別ですね。

虫の名前はかなり調べましたが、確証が得られません。
どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。

次に温泉ホテルの駐車場で。

これは何でしょう~?

綿毛をいっぱいつけたタンポポが、まるでシダの新芽のように丸まっていました!
こんな形のタンポポの綿毛を見たのは初めてだったので、かなりビックリしました!!

中に虫がいるのかと思って少し茎を伸ばしてみましたが、特に虫は目に入らず、
かなりしっかり丸まっていて、なかなか剥がれませんでした。

それにしても、こんな状態でもシッカリ綿毛を飛ばそうとしているタンポポはすごいですね。

そして桜株で。

これは4匹のハナバチの仲間らしき昆虫が、路上で団子状になって転がりながら格闘(?)している図です。
何だかわからない写真ですが、激しく動いているという臨場感だけは伝わるかと。(笑)

縄張り争い?餌争い?交尾??
人間が近づいてもまるで気にすることもなく、ず~っと、転がりながら戦い続けていて、
その真剣さにしばし釘づけになりました。

さらに波治加麻神社で。

自然の中にひっそりとたたずむ神社入り口の鳥居の上に、小さな若葉が芽生えていました。
ずいぶん空に近い、素敵な場所を見つけましたね。

さて、最後は、沢山の素敵なシーンを見つけてくれた皆さんの写真です。
15倍虫メガネを手に、様々なものを観察中。

とびきりの笑顔と、沢山の楽しい発見を、ありがとうございました!

(カナ)
コメント (2)
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