緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

初めての虫垂炎

2013-03-20 22:28:43 | 感じたこと、思ったこと

3月13日から18日まで、虫垂炎の手術のため入院しました。

3月6日午後の会議中、お腹が突然爆発的に痛くなりました。

「痛い・・・・痛い…痛い・・・・なんでこんなに痛いんだろう?」

と前かがみになりながらも、会議で発言し続け、

会議後の研究紀要とじ込みのための作業も

「く、苦しい・・」

と思いながらしっかり参加。

その後、担任の先生との打ち合わせも行い、

さらに仕事を続け、6時過ぎに「もうだめだ、病院に行かないと・・・!」

と自転車に乗りました。

自宅近くの内科に行くつもりでしたが、あまりの痛さに、

学校の目の前にある救急病院の夜間外来窓口に飛び込みました。

名前や年齢、症状をたずねられ、

「すぐに看護士が来て対応しますから。」

と言われてまった挙句、

「今、急患で手が離せないので、他をあたってくださいとのことです。」

「・・・・・・・」

絶望的な気持ちになりながら、もともと行くつもりだった内科に、

受付時間ぎりぎりで到着。

虫垂炎が一番疑わしいけれど、血液検査は15分前で終了した、

とのことで、抗生剤をいただいて帰宅しました。

症状は幾分おさまり、翌日も「痛い・・・」と思いながら勤務して、

夕方今度は胃腸科クリニックへ。

腹部のレントゲンとエコーで調べていただいた結果、

やはり虫垂炎が怪しいけれど、抗生剤を服用したためか、

血液検査では数値が低く、確認できず。

金曜日に別の病院でCTの撮影の結果、やはり虫垂炎と判明。

卒業式までは何とか、とお医者さんにすがり、

とりあえず抗生剤の点滴で散らしてみることに。

週末も毎日点滴に通いました。

 

週が明けて、火曜日になっても微妙な痛みが消えず、

翌日手術を受けることになりました。

虫垂が厄介な場所に潜り込んでいたため、2時間ほどの手術に。

取り出した虫垂は、ものすご~く悪い虫の幼虫みたいな感じ。

「これは、とっちゃってよかったねぇ。」

とお医者さんがおっしゃいました。

術後は順調に回復し、3日目のお昼から食事の許可が出ました。

重湯とスープとプリンみたいなものと、アイスクリーム。

うれしかったなあ。

 

そして、18日、最後の昼食をいただいて、午後退院しました。

1週間の入院生活、いろいろなことを思いました。

思いのままに体や腕を動かすことのできるありがたさ。

好きなものを、好きなだけ食べることのできるしあわせ。

家族がそばにいる安心感。

そして、お医者さんや看護士さんの存在の心強さ。

 

何かと不安になったり、動いたつもりはないのに点滴が漏れたりして、

質問したり、お願いしたりするたび、

笑顔で、「そうですよね。」「大丈夫ですよ。」と対応してくださると、

心の底から安心して過ごすことができました。

二人部屋だったのですが、お隣が高齢の方で、カーテン越しに、

その方にそれは優しく語りかけながらお世話する様子が

伝わってきました。

保護者の方々と私たち教員の関係も同じだな、と感じました。

何か問題があってお話しする時、保護者の方は不安だったり、

時に情けなかったり、腹が立っていたり。

私たちは、まずは保護者の方の気持ちをしっかり受け止めなくては。

その上で、ていねいにK前向きに話し合い、

よりよい道を一緒に考えていくことが大切。

 

学校で緑のカーテンを始めて10年。

忙しく駆け抜けてきました。

こんなに体を休めたこともありませんでした。

これからは、体を大切に、家族との時間を大切に、

そして心身ともに充実した状態で仕事もしっかり。

そう心に誓いました。

 

学年末の大切な、そして忙しい時期にお休みしてしまったけれど、

明日はいくつかの学年の最後の授業と卒業式練習。

明後日の卒業式リハーサルと25日の卒業式に、

間に合ったことは幸いでした。

さあ、がんばらなくちゃ。

 

コメント (4)
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