緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

王子の授業

2009-10-15 21:56:59 | 学校
子どもたちも私もとても楽しみにしていた
井手迫義和さんによる授業がありました。


井手迫さんは、気象予報士、防災士の資格だけでなく、
俳優の及川光博さんについで、
王子登録第二号の肩書きも持っていらっしゃいます。
このお話を聞いた瞬間から、
子どもたちにとって井手迫さんは「王子!」になりました。


今回の授業はCHIKYU RECORDSから発売されたCD第三弾、
東京の星」の売上げの一部を
「子どもの環境意識を高めるための子ども環境教育活動に」
という企画によって行われました。


クイズも交えながら展開していく授業を
楽しみながら夢中でノートをとる子どもたち。
画用紙一枚があっというまにいっぱいになり、
2枚目をもらった子もたくさんいました。


地球上にある全ての水が、
王子が抱えている大きな地球と同じ容量だとすると、
私たちが使うことのできる淡水は、
ほんのひとしずく。
今のまま温暖化による異常気象が続くと、
水をめぐって国と国、人と人との関係も悪くなっていくのです。


また、海面が5m上昇した場合、
東京ディズニーリゾートは文字通りディズニーシーに、
王子のお住まいも高五小も海辺の立地になってしまいます。


温暖化や低炭素社会について、
とにかく豊富な資料を駆使し、
わかりやすく教えてくださる王子。
子どもたちは時に楽しく笑いながら、
夢中で王子のお話に聞き入っていました。


王子はソーラーパネル付きのバッグを持っています。
これで携帯の充電もするそうです。


昨日携帯をお風呂に落としてしまったため、
今日から新品。
この携帯もソーラーパネル付き。
「これからは、エコかっこいい人がもてる!」そうです。


「ノーサンキューレジ袋」キャンペーンも展開中。
ポスターの向かって右端に映っているのが王子。


「みんなが大人になった時、すてきな地球が残っているように
 今日を記念日に!」
という言葉で授業は締めくくられました。


授業の1時間前にいらした王子。
「準備に時間がかかるので。」
との言葉に、
「準備って??」
と思っていましたが、なるほど納得。
「THE EARTH BALL」という大きな風船を、
自力でふくらますのです。

まだまだ・・・

まだまだ・・・・・

子どもたちが部屋に入ってきても、
まだふくらませ中でした。


授業後、王子が苦労してふくらませた地球を、
楽しそうにしぼませていくCHIKYU RECORDS のジョンさん。
2007年エコジャパンカップの作品発表ステージで
初めてお目にかかって以来、ずっとお世話になっています。
優しくて笑顔がすてき。
だ~い好きです。


CD「東京の星」のおかげで実現した今回の授業。
緑のカーテンを通していろいろなことを学び、
感じ取ってきた子どもたちにとって、
地球温暖化の現状を身近なこととして受け止め、
自分にできることを考えていく貴重な機会になりました。

すばらしい授業をしてくださった王子、
授業を実現させてくださったジョンさん、
ありがとうございました。
コメント (3)
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