宿にも緑のカーテン

去年初めて宿泊した宿では、今年、たくさんのアサガオを育てていました。
緑のカーテンのことはご存知ありませんでしたが、
小さな事務所の建物に、こんなカーテンを作っています。

か、かぼちゃ？

ブドウのトンネルに、なにやら大きな丸い実が。
近づいてよく見ると、なんとカボチャでした。

地面からのびたカボチャの蔓がブドウ棚まで伸びて、
そこから実がぶら下がっていたのです。
葉っぱも大きいのですが、やはり地面に近い部分から枯れてきていて、
カーテンの素材としてはいまひとつかな、と思いました。

緑のトンネル

長野の帰りに（帰り道というにはあまりに大まわりですが）勝沼に立ち寄りました。
宿泊した民宿にはブドウの道がありました。
勝沼は盆地で、日中はかなりの暑さですが、
このトンネルに入ると、ひんやりとした心地よさに包まれます。

今は、デラウェアが収穫時期で、
快適なだけでなく、おいしいトンネルになっていました。

まちづくり

善光寺に続く表参道沿いの新しいマンションのいくつかには、
こんな素敵な工夫が。

道路に面した１階部分の屋根は、
日本風の屋根がはられています。
街路樹とあいまって、歩道に寺町らしい風情を醸し出していました。

涼しいまち③

お料理やさんの前を通りかかると、
打ち水をしたところでした。

打ち水をされた歩道の表面温度は２７度。
効果もさることながら、
打ち水をしてお客様を迎えるお店の方の心配りにも感激しました。

涼しいまち②

岩畳が終わり、アスファルトの道に変わったところで、
また測定しました。
道路の表面温度は３６度。
同じ環境なのに、４度も違います。

涼しいまち①

善光寺の参道には、安山岩の岩畳が敷き詰められています。
この上を歩いていると、あまり暑さを感じません。

夕方、温度を測ってみると、３２度でした。

長野に行きました

信州大教員養成フォーラムワークショップセミナー
「持続可能性のための環境教育と教職の専門性」に参加するため、
長野市に行ってきました。
夫がパネラーになっていたこともあり、勉強しに行ったのですが、
開始直前に私もお話しすることになりました。

思いがけないことでしたが、
教職を志す学生さんや、熱心な大学の先生方に、
緑のカーテンについて発信する機会をいただけたのは、うれしいことでした。

実は長野市は、県庁所在地の中で最も緑地率が低いのだそうです。
まわりを山に囲まれ、緑豊かに見えますが、
町中の緑は少ないのだとか。
朝夕は東京にくらべ涼しく感じましたが、
日中はなかなかの暑さでした。

ワークショップでお話ししたあと、
大学の先生のお一人が、
「私も自宅で緑のカーテンを作ってるんですよ。」
と話しかけてくださいました。
アサガオのカーテンを作っていらっしゃるそうです。