エアコンのない民宿の部屋(最初に通された十三湖に面していない方は西日が当たるのかエアコンがついていたが、湖に面している方がいいと願って多分家人が使っていた部屋を交換して下さったのだが)の窓を開け放して寝たせいか、朝早くからウミネコの鳴き声や飼い犬の甘えた声、どこかで船の走り出す音がした。生憎、日の出は拝むことができなかった。
彼女との旅行で同じ部屋に寝るのは初めて!! たいてい別部屋のビジネスホテルだった。同じ部屋だと思っていたらかなり広いコテージだったりしたこともあったっけ。日中はおしゃべりしていない時がないくらい話していても夜は別々に休むのが旅の疲れを最小にするコツ、かも。前夜は二人とも早々寝ついた、はず。熟睡中の彼女を起こさないように5時ごろから読書。7時少し前には船がいつ出るか気になって気になって、何度も窓から覗いてみた。お父さんが出てきて船回り、道具などなどを確認すること約30分、7時少し前に出発。その時には湖のあちこちから湧くように船が出てきた。縦横無尽に走っているのを遠目で見ているとぶつかりゃぁしないかと心配に見えるが実際には危なくないように走っているのだろうなぁ。7時に漁場に篭をおろしていいらしく、その日その日でどこに篭をおろすかはそれぞれの漁師さんの勘?経験則?何とも分からないけれどその日そこがいいと思えるのだと前日の息子さんが教えてくれた。これからしばらく大きなしじみしか獲ってはいけない日が続くそうだ。小さな貝は貝落としで湖に戻すそうな。かなり高値の大和シジミ、すごく迷ったけれど大粒の獲れた時に送って貰うこととした。やっぱり、あの時に頼めば良かったと思うに違いない、次の機会はないかもしれないのだから。
さぁ、宿を出て、この旅行の私の行きたかった十三湊の歴史民俗資料館に行こう。
“よみがえる中世港湾都市 十三湊(湖はじゅうさん湖、港湾都市遺跡はとさ湊と読みが違う)”は木の橋を通って行った先の中の島にあった。今も海に出る漁師さんとじゅうさんこのシジミ漁に出る漁師さんの多く住む町は12~3世紀の中世、安藤氏が領主として港が構築された遺跡が二十余年前に始まってから出てきた出土品、発掘調査の様子から当時の生活道具、古文書などなどが展示してある。十三湊の綺麗な航空写真を目にしたのはいつだったのだろう、何かの冊子とテレビだったか、だいぶ前になる。以来十三湊のロマンに惹かれていつか行ってみたい場所になった。大和シジミとともに今回の旅のキーワード、思いは叶うものだなぁ、展示物にも大満足。
途中で道の駅に寄り、青森駅そばの市場で2時間余物色。市場の中の食堂でほっけの塩焼き定食を注文したら、出てきたほっけの大きさにまず驚き、焼き加減は本当に余計な脂が落ちて本当にふっくら美味しくて、嬉しく頬張った。相方は帆立とイクラ丼。焼き魚はあまり好きではないという彼女は、私のお皿に殆ど骨のみしか残らない食べっぷりに驚いていた。大きな保冷バッグを持って行ったので生帆立、乾物、などなどを持って帰途についた。
おしゃべりしながらの数時間はあっという間。今年の旅は終わった。来年も事情が許せば…どこか。こうして気ままな旅ができる友人がいることを本当に嬉しく思う。
一緒に旅をしたい友人はあと一人…事情が許せばいつか、を楽しみにしている。思いは叶うもの!!
彼女との旅行で同じ部屋に寝るのは初めて!! たいてい別部屋のビジネスホテルだった。同じ部屋だと思っていたらかなり広いコテージだったりしたこともあったっけ。日中はおしゃべりしていない時がないくらい話していても夜は別々に休むのが旅の疲れを最小にするコツ、かも。前夜は二人とも早々寝ついた、はず。熟睡中の彼女を起こさないように5時ごろから読書。7時少し前には船がいつ出るか気になって気になって、何度も窓から覗いてみた。お父さんが出てきて船回り、道具などなどを確認すること約30分、7時少し前に出発。その時には湖のあちこちから湧くように船が出てきた。縦横無尽に走っているのを遠目で見ているとぶつかりゃぁしないかと心配に見えるが実際には危なくないように走っているのだろうなぁ。7時に漁場に篭をおろしていいらしく、その日その日でどこに篭をおろすかはそれぞれの漁師さんの勘?経験則?何とも分からないけれどその日そこがいいと思えるのだと前日の息子さんが教えてくれた。これからしばらく大きなしじみしか獲ってはいけない日が続くそうだ。小さな貝は貝落としで湖に戻すそうな。かなり高値の大和シジミ、すごく迷ったけれど大粒の獲れた時に送って貰うこととした。やっぱり、あの時に頼めば良かったと思うに違いない、次の機会はないかもしれないのだから。
さぁ、宿を出て、この旅行の私の行きたかった十三湊の歴史民俗資料館に行こう。
“よみがえる中世港湾都市 十三湊(湖はじゅうさん湖、港湾都市遺跡はとさ湊と読みが違う)”は木の橋を通って行った先の中の島にあった。今も海に出る漁師さんとじゅうさんこのシジミ漁に出る漁師さんの多く住む町は12~3世紀の中世、安藤氏が領主として港が構築された遺跡が二十余年前に始まってから出てきた出土品、発掘調査の様子から当時の生活道具、古文書などなどが展示してある。十三湊の綺麗な航空写真を目にしたのはいつだったのだろう、何かの冊子とテレビだったか、だいぶ前になる。以来十三湊のロマンに惹かれていつか行ってみたい場所になった。大和シジミとともに今回の旅のキーワード、思いは叶うものだなぁ、展示物にも大満足。
途中で道の駅に寄り、青森駅そばの市場で2時間余物色。市場の中の食堂でほっけの塩焼き定食を注文したら、出てきたほっけの大きさにまず驚き、焼き加減は本当に余計な脂が落ちて本当にふっくら美味しくて、嬉しく頬張った。相方は帆立とイクラ丼。焼き魚はあまり好きではないという彼女は、私のお皿に殆ど骨のみしか残らない食べっぷりに驚いていた。大きな保冷バッグを持って行ったので生帆立、乾物、などなどを持って帰途についた。
おしゃべりしながらの数時間はあっという間。今年の旅は終わった。来年も事情が許せば…どこか。こうして気ままな旅ができる友人がいることを本当に嬉しく思う。
一緒に旅をしたい友人はあと一人…事情が許せばいつか、を楽しみにしている。思いは叶うもの!!