加齢を愉しむために

未来に希望を抱けるように生きたいという願望を叶えるために如何に行動すればよいのかを探してみたいと思っています。

視点が変わると

2017年06月08日 | Weblog

 近所のスーパーストアは、現在の私にとって、遊び場の一つになりました。仕事で忙しかった頃の私にとってのスーパーは、短い時間でヘルシーでバランスのとれた食事を用意するための材料を手っ取り早く手に入れる便利な場所でした。日常的に使う調味料は定番があり、それを長い間、特に疑問も持たずに使い続けていたし、料理も魚、肉を交互に使うと言った程度の決め事があった位で、その材料の生産地や原材料の吟味、調理法を特に工夫することも少なく、幾つかの定番料理をグルグルしていたと思います。

 現在は、再発予防の抗がん剤治療中で食欲減退気味の自分のために栄養成分を考えて食材を選択し、調理法も工夫しなければなりません。そんな状況でストアに行くと今迄、気付かなかった色々な情報が目に付き始めました。

 

 

 

 

 

 

 食品の容器や袋には上図のような記載が必ず有るし、容器や袋に入っていない野菜も産地名(国内は勿論、外国名も)や有機野菜かどうかが分かるようになっています。それは、魚や肉も同様です。私にとっては国産が普通と思い込んでいたものが、世界のいろいろな国からの輸入品だったり、同じ品で国産のものがなかったりする状態に気づかされています。安全、安心の観点から国産のものが欲しいと思っても探すのが大変だったり、輸入品についてもちゃんと知れば安くて良いものが沢山ある事も分かり、先ずいろいろ知る事が大切だと感じています。

  6年程前に農産物直売所視察(ここをクリックすると表示できます)の「日帰りバスツアー」についてブログを書いた事を思い出しました。その後農村と都会とを繋ぐアンテナショップ(こころクリックすると表示できます)にも関心を持ちブログに書いています。その頃から漠然と食材について興味を持つだけでなく、食料自給率についても関心を持つようになったのですが、いつの間にか身の回りの関心事に追われているうちにボランティア活動からも遠退き・・・・・ニュース等で食料自給率の低下について度々耳にするのに、身近な事として感じていなかった自分の視野の狭さに驚いています。

 今更ながら、今の日本の食料自給率はどんな状況か確認したくなりました。農林水産省のホームページ(ここをクリックすると表示できますからグラフで簡単に分かる部分を抜粋してみました。下記の情報を見て、その状況を近所のスーパーでもその気になれば確認できることが分かりました。興味の対象が増えた分買い物にかかる時間も増えましたが、それが面白いと感じられているので、療養中の社会復帰の一つと考えれば・・・・・愉しみの一つかな。

 *******農林水産省のホームページからの抜粋*******

食料自給率の推移

カロリーベースの食料自給率は、昭和40年度の73%から大きく低下し、近年40%前後で推移しています。また、生産額ベースの食料自給率も、低下傾向で推移し、直近は66%となっています。

 先進国と比べると、アメリカ127%、フランス129%、ドイツ92%、イギリス72%となっており、我が国の食料自給率(カロリーベース)は先進国の中で最低の水準となっています。

資料:農林水産省「食料需給表」、FAO “Food Balance Sheets”等を基に農林水産省で試算。(アルコール類等は含まない)
(注)
1. 数値は暦年(日本は年度)。スイスのデータ、イギリスの生産額ベースについては、各政府の公表値を掲載。
2. 生産額ベースの試算における、各品目の国産単価及び輸入単価については、FAO(国際連合食糧農業機関)のPrice STAT及びTrade STAT等により算出。
3. 畜産物及び加工品については、輸入飼料・輸入原料を考慮。

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