フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

バラの剪定と施肥~ヤマザクラの伐採

2020-12-17 | ガーデニング

今朝の冷え込みは-8℃まで下がった。今シーズンで一番寒い朝になった。
今日は、庭づくりの友人Kitahoさんに来ていただき、庭づくりのお手伝いをしていただいた。

9時30分にやってくると、今回もお土産満載だ。畑で育てた大根、赤大根、白菜、それにいつも持ってきてくれる焙煎したてのcoffee、今日はとっておきのエスメラルダ農園の「ダイヤモンドマウンテン」という品種だ。すっきりした味のcoffeeをいただきながら、しばらく会わなかったのであれこれ楽しい話が始まった。

それが終わると、庭作業が始まった。まだ、気温は氷点下のままだったので防寒対策をしっかりしよう。

まずはバラたちへの寒肥をやろう。バラの周りを掘り、乾燥鶏糞ペレットを順次施肥していった。

そのあとは、伸び放題になっているバラたちの剪定だ。

まずは、ニュードーン。小屋の壁面に誘導しているが鉛筆より細い枝や、込み合った枝、などをどんどん剪定していく。

私などは枝の数が多いほどいいように思ってしまうが、余分な枝を減らすと、栄養分をいたずらに分散させずに充実した枝を作ることができ、大きな花を咲かせることができるとのこと。

これは、何度も聞いているのだが、なかなかむつかしいのだ。
来年の春には枝が小屋の屋根に登っていくようになってくれればと思っている。

キフツゲートの剪定はニュードーンとは違って、枝の先端が大事なので、枯れた枝以外は残しておくとのこと。これは、隣に生えるガマズミの上に覆いかぶさってきた枝。

日陰になって育ちが悪いナニワイバラだが、寒さにもあまり強くない。
それで、Kitahoさんから「ススキはないですか」と言われたので、南ガーデンの端に生えているシマススキを根元から切る。
それをナニワイバラの根元を覆うようにして囲い、麻紐でくくる。これで少しは冬の冷たい風から守ることができるだろう、とのこと。

12時を回ったので、部屋に入り、おにぎりのランチを食べた。

午後は、伐採だ。庭の中央にあるヤマザクラは、大きくなってきて影を作っているので伐採することにする。

二段梯子を伸ばし先端に登るKitahoさん。黄色のベルトを巻き付けてくれた。

私がチェ―ソーを持ち、Kitahoさんがウィンチだ。

ワイヤーの線に直角に受け口を刻む。

ヤマザクラの伐採

倒してからの枝落とし作業がなかなか時間がかかる。

次は小屋の左側に生えているヤマザクラの伐採だ。

部屋の中から南アルプス方面を見ると丁度北岳を隠している方角にあるので、長い間伐採できないかなと思っていた木だ。
ところが倒す方向にはいろいろ植わっているし、道路側に倒すとフジザクラを痛めたりするので、決断がつかなかったが、これを何とかしようということになった。

先ほど倒したヤマザクラの切り株を使いワイヤを張る。

今度はKitahoさんがチェーンソーで私がウィンチを操作する。

これも、植えている梨やツリバナに影響もなく倒すことができた。

その後は、後片付けをして部屋に入り、またまたいろんな話に花を咲かせるという、楽しい一日だった。


焼き立てのパンの香りと思い出のズミの伐採

2020-12-16 | ガーデニング

今日の午前中は少し体を休めようということになった。

妻は朝からパンを焼いていて、香ばしい香りが部屋に立ち込めている。

これは、干しブドウ入りシナモンロール

シナモンと干しブドウが入っている楽しいお菓子パンだ。

これはクルミとレーズン入りの山食パン。
これで、今日の昼は、焼き立てのパンが味わえるな。

午後は庭に出て、またまた伐採作業だ。
切っているのは、長年眺めてきたズミ、だいぶ大きくなってきたため、今回やむなく伐採することにした。

伐採した後の姿、切り株を見ると小さいように見えるが、なかなか大きいのだ。これで、北隣に生えている、バラ・ピースの日当たりがよくなった。

これは小屋前の芝生の端にあるウリカエデ、これも枝を広げてきたので伐採する。

小屋横で育っている、ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサールに日陰を作っている。

この2本は、前から気になっていたのだが、なかなか伐採する決断がつかなかった。少し寂しさがあるが、その分バラたちが元気に育ってくれるだろう。


冬のガーデンの色どり

2020-12-15 | ガーデニング

冬枯れの庭でもなお元気な姿を見せている花々たちを紹介しよう。

このアイスバーグは凄いな。早朝は-5℃ぐらいまで気温が下がったにもかかわらず、元気にしかも美しく咲いている。
名前通りのバラだ。

ジギタリス、寒さを感じさせないほどの緑の葉をつけている。

ダイアンサス・ナッピー、小さな花だが、健気に咲いている。

シュウメイギクの種、綿にくるまれて暖かそうだ。

ペンステモン・ハスカーレッド 渋い色で冬を乗り越えようとしている。

ブッドレア・シルバーアニバーサリ シルバーブルーが美しい。

クジャクアスターの冬葉

ラムズイヤーは暖かそうな葉だ。

アリウムは早くも葉を展開している。昨年も早く葉を展開しすぎて、途中で枯れてしまったが、今年はどうなのだろうか?

トウテイラン、背の低い姿でジッと寒さに耐えている。上の方の茎は剪定して、挿し木にして育てている。

ムラサキシキブ、小さな実だがよく目立つ

ワスレナグサ、ターシャチューダの春の庭はワスレナグサが満開だ。それに倣って、秋に種を蒔いたが、アダージョの森でも春に美しく咲いてくれるだろうか。
寒さに強いので期待しているのだが・・


樹木の伐採作業~清里のKさんご夫婦と

2020-12-13 | ガーデニング

今朝6時30分の気温は2.8℃、暖かくいい天気になった。

今日は、清里にお住いのKさんご夫婦が伐採に手伝いに来ていただいた。

Kさんは、伐採について勉強を始められていて、今日は一緒に作業しようということになった。
作業を始めるにあたって、ウィンチによる伐採の基本的作業内容について、もう一度簡単に説明させていただく。

いよいよ作業の開始だ。私がチェーンソー、Kさんがウィンチ、Kさんの奥さんと妻が伐採枝の処理という役割分担。

まず伐採するのは、駐車場南側に立っている4本コナラの内、北側に倒れ込んでいる個体。北側のシバザクラに影を落としてきていて、その成長を阻んでいるから、是非伐採したいと思っているコナラだ。

コナラに梯子をすえ、私が登って、黄色いベルトを着ける。

続いてKさんのウィンチでワイヤーを牽引しテンションを張る。

それが終わると、私がワイヤーの方向に向け二等辺三角形の受け口を切る。

次はいよいよ伐採だ。伐採は、追い口から切り進めるが、倒すのはあくまでもウィンチを使ってのソフトランディングを目指す。

Kさんに頑張ってもらって、ウィンチの力で、無事ゆっくり倒すことができた。

その後は、玉切りと枝落とし、細枝の炉の周辺への運搬、細枝処理などを行う。

続いて、西側のコナラの伐採だ。
作業手順は同じだが、今回は西側の傾斜に生えているので、チェーンソーを入れている私の姿は見えない。

Kさんのウィンチ作業

コナラがゆっくり倒れだした。

狙いの方向に倒れた。

続いてコナラの処理作業だ。伐採よりもこの作業の方に時間が掛かる。

続いて、南側コナラを伐採した後、今日の仕上げとして、西側の太いコナラを伐採する。
Kさんがチェーンソーをもち、私がウィンチを操作した。
これが、コナラが西側に傾いていたこともあり、枝掛かりになってしまった。この処理に時間が掛かったが、何とか切り倒すことができた。

その後の処理は、暗くなってきたので、明日行うことにして今日の作業を終える。

ちょっと困ったこともあったが、今日の作業を無事に終えることができた。

Kさんの奥さんと妻がやってくれた伐採細枝の処理。炉の周りに山のようになってきた。

庭の通路を塞ぐほどになっている。

今日の夕暮れ、南アルプスの方向は、濃い朱と橙が混じったような色に、雲が流れている。

日没の方向は明るいピンクに染まった。


伐採後の処理を手伝っていただく

2020-12-11 | ガーデニング

今日は蓼科から友人夫婦(Mさん)が来ていただき、昨日までの伐採の後片付けを手伝っていただいた。

この丸太は、大泉のOさんと伐採したコナラの丸太で、Oさんが軽トラ一台分を持ち帰った残りの分だ。

今日、Mさんご夫婦にお手伝いしていただくのは・・

伐採すると細い枝が大量に残るので、それを炉で燃やしやすいように細かく切り分ける作業だ。

この作業は、ダイナミックな樹木の伐採とはタイプが違うが、面倒な作業なので、手伝っていただくと助かる。

午前中で、あらかた太い枝と細い枝に区分することができた。

その後、Mさんご夫婦と、三蜜を避けて、軽くランチを食べる。

昼食後は、畑の大根を収穫するのを手伝っていただいた。

西側のコナラを伐採すると、ヤドリギがよく見えるようになった。