フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

タマアジサイ 玉が弾けて 美しい紫の花が咲く

2019-09-04 | アダージョの森
何年か前に花友さんから頂いたタマアジサイ。
北側エントランスと中庭の中段で育てているが、土地に合っているのか、どんどん他の植物を押しのけて増えている。
 
蕾が丸い玉の形をしていることからタマアジサイと名付けられた。
  
タマアジサイの開花が面白い。最初は丸い蕾が少しずつ膨らんで来る。
 

 

ある日、表皮が裂けて中から、綺麗な紫色の花の塊こぼれが出て来る。

 

今度はその塊の中にある小さな花が少しずつ開いて行く。

 

淡紫色の小さな両性花は、最初は塊だが、どんどん開いてきて、美しい花となる。
その周りに花弁4枚の白色の装飾花も開く。

 

このまま行くと、エントランスはタマアジサイにヤマアジサイ類が圧倒されるので、そろそろ間引いて、他のところに移植していこう。


タマアジサイ(玉紫陽花)
アジサイ科アジサイ属
学名: Hydrangea involucrata
タマアジサイは日本固有種で、本州の宮城県から紀伊半島にかけての太平洋側や、新潟県から福井県にかけての日本海側、および長野県などに分布する。

エキノプス 「青いハリネズミ」と呼ばれている

2019-09-02 | アダージョの森
これは、少し前(8月中旬)の写真で、これまで掲載できなくて、遅ればせながらの投稿になった。
 
南側花壇にエキノプスが咲いている。
 
 
 
夏の庭に水色のボールが浮かんだ風景に清涼感がある。色だけではなく、「青いハリネズミ」と言われるトゲトゲの形が面白い。
 
 
折角の花なのに、周りの宿根草が思った以上に伸びてきて、去年よりもさらに圧迫されたようなので、今年こそ、移転を真剣に考えなければ。

 
 
エキノプス
学名:Echinops
和名:ヒゴタイ、ルリタマアザミほか  
キク科  ヒゴタイ属(エキノプス属)
属名のエキノプス(Echinops)は「ハリネズミに似る」という意味のギリシャ語に由来する。 

シラヤマギク 背の高い野菊が風に揺れる

2019-09-01 | アダージョの森
夏から秋に移り変わるにつれて、シラヤマギクの存在感が大きくなりつつある。
 
 
 
夏の初めからシラヤマギクがぼつぼつ咲き始める。実は、シラヤマギクはもっと早くから、少しずつ大きくなってきているのだが、あまり気が付かない。
宿根草なので毎年少しずつ株が大きくなるので、大きな株になると迫力が出てくる。
 
 
アダージョの森では北のエリヤから南花壇まで、いろんなところで咲いている。
やはり、日当りがいいところではぎっしりとした花が咲き、日当たりが悪いと、花つきはまばらになる。
 
 
 
八ヶ岳ではそこらじゅうに咲いている野菊なので、私のように、庭に咲かせている人は少ないのでは。
背の高いシラヤマギクが秋風になびく姿には、何とも言えない風情がある。
 
 
 
 
シラヤマギク(白山菊)
学名は、Aster scaber
キク科シオン属