春の森の中、足元の林床が輝いている。幼い苗が一斉に芽生えてきた。なんという名の花なのだろうか。
森の中が赤く染まっている。下にはヤマツツジが咲き、上の方にはウリカエデだ。
花かと見まがうのは、赤い実である。
クマイチゴ
花は何とも清楚だが、茎には棘がたくさんついていて、抜こうとすると痛い目に合う。そのためか、赤い実は食べられるが、あまり食べる気が起こらない。
春の森の中、足元の林床が輝いている。幼い苗が一斉に芽生えてきた。なんという名の花なのだろうか。
森の中が赤く染まっている。下にはヤマツツジが咲き、上の方にはウリカエデだ。
花かと見まがうのは、赤い実である。
クマイチゴ
花は何とも清楚だが、茎には棘がたくさんついていて、抜こうとすると痛い目に合う。そのためか、赤い実は食べられるが、あまり食べる気が起こらない。
「秘密基地に入りました」とのことだったので、今日はKitahoさんの庭に伺わせていただいた。
早速庭を案内していただくと、時が来るのを待ちかねていたかのように、一斉にバラが咲き始めていた。
なんといっても迫力満点なのが、ナニワイバラ。南側の法面に大きく枝を広げたくさんの白い花をつけている。
その横には、バラの歴史で有名な’ロサ・ウィルモッティアエ’。
なんど聞いても名前が覚えられなかった原種バラ。
木陰には可憐なヒメサユリがもう花を咲かせていた。
お昼はいつも行く白州の蕎麦屋さん「くぼ田」。
ここの天盛りそばは、食べ応え十分で美味しい。
食後は、またKitahoさん宅に戻り、coffee(パナマ カルメン農園 80年ティピカ)を頂く。私が行くからと選りすぐりの豆をわざわざ今朝焙煎していただいたものだ。
柑橘系の香りと黒糖のような甘味があり、雑味は全くなかった。
午前中の話に続けて庭造りの話、八ヶ岳界隈のこと、私生活のことなどもろもろ話しているうちにあっという間に夕方になってしまったのでお暇させていただいた。
イングリッシュ・ブルーベル
北西ヨーロッパの林床は、春になると、このイングリッシュ・ブルーベルで青色のカーペットに覆われるという。
アダージョの森もそうなればと夢見て、球根を植えつけた。丈夫で元気よく咲いてくれている。林床とはいえ日当たりのよいところは、花つきがいい。
オキナグサ
オキナグサが、いよいよ翁の相貌を見せ始めてきた。朝日に煌めく姿は、神々しくさえある。
コリダリス・チャイナブルー
この何とも澄み切ったブルーが素晴らしい。どんどん増えてほしいが、少し日当たり不足なのが気になる。北海道に自生するエゾエンゴサクの仲間だ。
アマドコロ
アマドコロかナルコユリか区別しにくいが、茎を触ってみると丸くなく、「綾がある」ので、アマドコロだ。
ウワミズザクラ
ブラシのような花が咲く桜。花穂の下に葉がついているので、ウワミズザクラだ。よく似たイヌザクラは、葉がついていない。
ブルーベリー
今年はブルーベリーの花つきがいい。夏の収穫が楽しみだ。
スズラン
アダージョの森の色んな所に芽を出している。やはり、日当たりのいいところが一番先に咲いた。
サクラソウ
サクラソウが咲き始めた。嬉しいことに、今年は小さな芽がたくさん吹いてきた。
春の森を楽しく色づけてくれる。
アダージョの森の樹木も可愛い花が咲き始めた。
ハウチワカエデ
秋の紅葉は迫力があるが、春の花も捨てがたい。妖しい美しさがある。
ズミ
蕾は赤い実のよう。白い花を見るとリンゴの仲間ということがわかる。
アオダモ
白いふわふわとした花が咲きだした。アオダモだ。粘りのある木ということでバットに使われる。
オトコヨウゾメ
これも可愛い花をつける。近くで見ると、なんとなく愛嬌がある。