フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

フジとホオノキ アダージョの森の花たち(5月第5週その2)

2015-05-25 | アダージョの森

フジ

 アダージョの森を歩いていると足元にちらっと藤色が浮き出る。よく見るとフジの花が落ちているのだ。
森の中からはフジが咲いているのは、ほとんど分からない。アダージョの森を西から眺めると樹木を覆うように咲いているのに驚かされる。

 花はいいのだが、木々を締め付けるので性質が悪い。それに森の中でいたるところから芽を出すのが曲者だ。


ホオノキ

 巨木ホオノキの葉は、芳香がするので、お皿代わりに使ったり、朴葉寿司や朴葉味噌などと重宝である。
材は堅いので下駄の歯や、水に強く手触りが良いため、包丁の柄などにも使われる。
ホオノキの花も樹木の先に咲くので、森の下からは見えない。

離れたところからやっと見えるのだが、その大きさが実感できないのが残念だ。