フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ターシャチューダのクラブアップルを移植 少し強引だったか

2020-04-19 | アダージョの森

朝の南アルプスが美しい。北岳が真っ白だ。残念ながら、デッキから見ると細いヤマザクラが丁度姿を隠している。

今日は、南花壇にあるクラブアップル・プロフュージョンを移植する。

クラブアップルは、ターシャチューダによって、広く日本に紹介された花木だ。私も、大好きな木なので、この南花壇に3本植えているが、それらがだんだん大きくなってきている。

特に、このプロフュージョンは、丁度花壇の真ん中にあり、通り道のすぐ横に生えている。

このままで、ここはサークルにして囲おうかなとも考えたが、やはり、もっと大きくなった時のことを考えると場所を取ってしまうので、移植しかないと決断した。

ところが掘ってみると、なんと根が浅く縦横に走っているのには驚いた。

この根が1本1本命綱なので、できる限り切らずに掘り上げよう。

作業をしていると側にツグミがやってきた

掘りあげてからはそれをどこに植えるかも問題だ。

3か所の候補地に穴を掘っていたのだが、最終的には中花壇西側、しかも、アオハダの西という場所だ。

これは、手前東側のアオハダ2本を切らねばならないが、それを織り込んで、ここに植えることにした。

果たして無事上手く根付いてくれるだろうか、しばらく心配な日が続くことになった。

もう一つの移植は、小屋東北の日当たりのいいところに生えているコアジサイの移植だ。

このコアジサイはいい形をして大きく育っていたのだが、樹木の伐採で真っ二つに傷めつけられて、その後、形が整わぬまま来たもので、この際、移植することにしよう。

移植する場所は、「道」の西側、ヤマボウシの下側にする。

小屋に通じる階段に沿って、チューリップが咲きそろってきた。

いよいよ春の到来だ。