フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

春の訪れ それぞれの旅立ち

2016-03-07 | 日記

啓蟄になると気温が急上昇して、めっきり春らしい日差しになってきた。

ソメイヨシノの蕾も幾分か膨らみ始めたような気がする。

今日は、退職後6年もの間、大学院に通い学究生活を送ってきた二人の友人と再会した。

Kさんは、見事、児童施策で博士号を取得した。今年の春からは、これまでの学究生活と別れ、生まれ故郷の丹後半島に帰り、今後の人生を地域の発展のために生かしたいとのことだ。

(バーデンベルキア)

もう一人のOさんは、担当して頂いた教官が退任し、その分野の教官が今年は採用されないということで、いったん大学での研究活動は切り上げることになった。
これまでに書き上げた論文の量は半端なものではない。今後は、研究の成果を出版していきたいとのことだ。


 

私といえば、二人の論文を読ませて頂いたが、学術論文は小説などとは違って、難しいことこの上ない。申し訳ないが、最後までお付き合いすることはできなかった。やったことといえば、お二人の新たな旅立ちを前にして、乾杯の掛け声を唱和することだけだ。

 私も、アダージョの森に新たな一歩を刻もう。