お花や日々の出来事を

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ケマンソウ

2020年04月30日 | 日記
ケシ科ケマンソウ属。 耐寒性、耐陰性の多年草。 別名:タイツリソウ(鯛釣草)、ケマンボタン(華鬘牡丹)、ブリーディングハート。  日本には15世紀の始めころ(室町時代)に、入ってきたと言われています。 ケマンソウの名前は、花を寺院のお堂を飾る装飾品、「華鬘」(ケマン)に見立てて、名前がつけられました。 しなるような花茎を釣り竿に、ぶら下がるように付く花を鯛いに見立てた「タイツリソウ」の別名なら、納得という感じがします。草丈30~60cm。 原産地:中国、朝鮮半島。 春に暖かくなる頃に芽を吹いて、深く切れ込んだ羽根状の葉を出してぐんぐん育ちます。 ケマンソウの仲間であるコマクサ属は東アジアと北アメリカに19種が分布し、日本には高山植物として親しまれているコマクサ1種が自生します。 有毒成分を含むため誤食に注意しましょう。 開花期:4月~5月。 花はハート形に膨らんだ外側の花弁と、その下から突き出るように伸びる内側の花弁で構成されています。花は開ききると外側の花弁の先端がくいッと上を向き、またその姿が可愛らしいです。花色は基本的には赤に近いピンクです。その他にも白色種が同じように普及しています。 花言葉:「恋心」、「失意」、「従順」、「あなたについて行きます」。
写真  ケマンソウ (4月24日、清川町) 
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ヒメウツギ

2020年04月29日 | 日記
アジサイ(ユキノシタ)科ウツギ属。 落葉低木。 別名:ウノハナ、クネウツギ、サカイウツギ、スタンダードイツィア(英名)。 ウツギは各地の山野に自生し、材は極めて固いので木釘や楊子などに使用され、枝葉の煮汁は黄疸に効くと言われます。 昔はウツギの咲く頃を合図に田植えの準備をし、雨が多くこの花が少ない年は凶作。花が多い年は豊作だと占ったそうです。 樹高1m~1.2m。 原産地:日本固有の植物。 関東以西、四国、九州原産の落葉低木。 ウツギは万葉集にも24首の歌が詠まれ、初夏を飾る花として古くから親しまれています。 ヒメウツギは全体に小柄でウツギよりほっそりしているので、「ヒメウツギ、(姫空木、姫卯木)」と言われ、このヒメウツギやマルバウツギ、バイカウツギなどを総称してウツギといいます。 ウツギは幹や枝の中心部が空洞なので「ウツギ(空木)」と呼ばれ、また、古くから木釘として用いられていたので「打木→うつぎ」 になったともされます。 開花期:5月~7月。 5弁の可愛い白い花。 5月19日の誕生花。 花言葉:「秘密」、「秘めた恋」、「夏の訪れ」、「古風」、「潔白」。
写真   ヒメウツギ (4月23日自宅) 
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ベニカナメ(花)

2020年04月28日 | 日記
バラ科カナメモチ属。 別名:カナメモチ(要黐)、カナメガシ、カナメノキ(要の木)、アカメモチ(赤芽黐)、アカメノキ(赤芽の木)、ソバノキ。 春先に葉が紅葉し、冬に緑色になる一風変わった常緑広葉小高木です。 新芽の頃の紅葉はアントシアニンという成分で赤くなります。 春~初夏に、泡を吹いたように白い小さな5弁花を枝先に多数つけて、散房花序を形成します。 似た木にベニカナメモチほど赤くならないカナメモチや、カナメモチとオオバカナメモチの交配品種であるレッド・ロビンがあります。 レッド・ロビンはベニカナメモチより新芽の赤が濃く、葉が大きく柔らかい。 葉縁のギザギザ(鋸歯)が控えめです。 どの木も庭の生垣や街路樹、公園樹として植えられます。 樹高3~5m。 原産地:中国、日本。 開花期は5月~6月。 白の小さな5弁花で散房花序を作る。 花言葉:「賑やか」。
写真  ベニカナメ(花)4月29日 自宅の生垣  
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ライラック

2020年04月27日 | 日記
モクセイ科ハシドイ属。 落葉低木。庭木として栽培されます。 夏にはやや弱いが冬には強い。 高さ150cm∼6m。ライラックの言い伝え: 花弁は通常4枚ですが、もし5枚の花弁を見付けたら、誰にも言わず、その花を飲み込むと、愛する人と永遠に過ごせる、という言い伝えがあります。 フランス語はリラ、和名はムラサキハシドイ(紫香花)。 ライラックは特に欧米人に好まれ、街路樹など盛んに植えられています。 原産地:ヨーロッパ原産。 日本には近縁種ハシドイが野生する。開花はライラックより遅く6月∼7月です。 ライラックは日本には明治時代中期に伝わりました。 涼しい場所を好む花なので、日本では北海道など涼しい気候の地域で見かけます。 開花期:4月~5月。 花弁は4枚、紫色、白色の花を咲かせ、香りが良く、香水の原料にされる。 5月12日(白)、5月30日(紫)、6月12日、6月26日(白)の誕生花。 花言葉:「友情」、「謙虚」、「初恋」、「恋の芽生え」(紫)、「無邪気」、「若さ」(白)。  参考:1,947年の映画「リラの花忘れじ」(北海道)。
写真   ライラック (4月17日、中野町) 
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ハナミズキ

2020年04月26日 | 日記
ミズキ科ミズキ属。 落葉高木。 ハナミズキの名前は、ミズキの仲間で花が目立つことに由来します。また、アメリカヤマボウシの名は、アメリカ原産で日本の近縁種のマボウシに似ていることから。 別名:アメリカヤマボウシ。 原産地:北アメリカ原産。主にアメリカ東海岸からミシシッピ川辺りまで自生しており、山岳部や西海岸にはない。 日本における植栽は、1,912年に当時の東京市長であった尾崎行雄が、アメリカワシントンD,Cへサクラ(ソメイヨシノ)を贈った際、1,915 年にその返礼として贈られたのがはじまり。全部で60本、白40本、ピンク20本で日比谷公園、小石川植物園などに植えられた。 開花期:4月~5月。 花は、白や薄いピンク、赤色の花をつけ総苞で、中心の塊が花序である。実際の花は4弁の直径5㎜程度の目立たない花が集合して順次開花する。 秋につける実は複合果で赤い。 3月18日の誕生花。 花言葉:「永続性」、「返礼」、「私の想いを受けて下さい」。
写真  ハナミズキ (4月17日西中野) 
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