お花や日々の出来事を

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カルミア

2019年05月23日 | 日記
ツツジ科ハナガサシャクナゲ(カルミア)属。 常緑性低木、樹高2~3m。 カルミアはコンペイトウのような形をした、色濃い蕾を持っています。花が開くと皿型になり、色は薄く模様が入って、蕾の様子とは全く異なった印象を受けます。 開いた花をよく見ると、オシベの先は花弁のくぼみの中に収まっています。 このオシベは飛来した昆虫などによって刺激を受けると飛び出して、花粉を散らす面白い仕組みを持った花です。 原産地:北アメリカ東部原産。カルミアは7種からなる小さな属で、北アメリカとキューバに分布する常緑低木です。 一般にカルミアと呼ばれるものはラティフォリア属を指し、いくつかの品種の鉢植えや庭植の花木として栽培されます。栽培はシャクナゲに準じ、夏の暑さと乾燥に注意が必要です。 カルミアはスプーンの木と呼ばれています。アメリカ先住民がこの木でスプーンを作ったことからこのように呼ばれています。しかし、木本体や茎、葉などには有毒成分が含まれていることなので、利用は根だけということです。 開花期:5月~6月。 花色は白、赤、ピンク、茶色。 別名:アメリカシャクナゲ、ハナガサシャクナゲ(花笠石楠花)。 2月11日、2月20日、4月30日の誕生花。 花言葉:「優美な女性」、「大きな希望」、「野心」、「大志をいだく」、「さわやかな笑顔」。
写真  カルミア(5月18日楢原町)
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ニセアカシア(ハリエンジュ)

2019年05月12日 | 日記
マメ科ハリエンジュ属。 落葉高木、樹高は20~25mにもなる。 葉は初夏、奇数羽状複葉で小葉は薄く5~9対楕円形。基部に1対の刺がある。 5~6月頃強い芳香のある白い蝶形の花を10~15cm程の房状に大量に咲かせる。花の後に平たい5㎝程の鞘に包まれた4~5個の豆が出来る。 原産地:北アメリカ原産。 北アメリカ、ヨーロッパ、日本など世界各地に移植され野生化している。 日本には1,873年に渡来した。 用途は街路樹、公園樹、砂防、土止めに植栽、材は器具用などに用いられる。 材は年輪が不明瞭で、かなり重く、硬く粘りがあり加工しにくい。耐久力が高いため、かつては線路の枕木、木釘、木炭、船材、スキー板などに使われた。 毒性:葉、果実、樹皮には毒性があり、樹皮を食べた馬が中毒症状を起こした例があります。ただし、 花は天ぷらにして食べられるそうです。 開花期:5月∼6月。 花は蝶形の白、ピンク、薄紅色。 別名:イヌアカシア、ハゲシバリ。 3月28日、4月9日、5月11日、6月18日、9月18日の誕生花。 花言葉:「慕情」、「親睦」、「友情」、「優雅」、「頼られる人」、「偽りの愛」、「甘い誘惑」。
写真  ニセアカシア(針槐)5月9日河川敷 
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アンドロサケ・スターダスト

2019年05月11日 | 日記
サクラソウ科トチナイソウ(サンドロサケ)属。 高山性多年草、草丈5~30cm。 地際に披針形の葉をロゼット状に叢生し、春に花茎を出し、茎の節からさらに細い散形花序を放射状に多数出し、その先端に小花をつけます。 流通名:深山霞草。 別名:スターダスト、ロックジャスミン、アルプストチナイソウ(栃内草)。 原産地:アルプス西部原産。 岩場に生える高山植物。 殖やし方:水はけのよい所に種をまき、夏の高温期は涼しい半日陰で管理します。 本葉2~3枚の頃に仮植し、下部の直径が2~3cmになった頃に鉢やポットに定植。寒さに強く霜よけの必要はありません。 寒い地域では霜よけをします。肥料は控えめにし、乾き気味に管理します。 日光を好むので風通しの良い所で育てます。 開花期:4月∼5月。 花はカスミソウの様な白い花、花の芯は黄色い。 白い花は先端が5裂した高杯形で花径0.5cm程、花の咲く姿が星屑に似ているので、スターダストと呼ばれる。 花言葉:「思いやり」、「同情」。
写真  アンドロサケ・スターダスト(4月6日花屋)
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ベニカナメモチ

2019年05月10日 | 日記
バラ科カナメモチ属。 春先に葉が紅葉し、冬に緑になる一風変わった常緑広葉木、小高木です。新芽の頃の紅葉はアントシアニンという成分で葉が赤くなります。 春から秋に、泡を吹いたような様に白い5弁花を枝先に多数つけて、散状花序を形成します。似た木に、ベニカナメモチ程赤くならないカナメモチや、カナメモチとオオバカナメモチの交配種であるレッド・ロビンがあります。 レッド・ロビンはベニカナメモチより新芽の色が濃く、葉が大きく柔かく、葉縁のギザギザが控えめです。 どの木も生垣や公園樹として植えられています。 樹高5m程。 別名:カナメモチ(要黐)、アカメモチ(赤芽黐)。 原産地:日本、中国原産。 開花期:4月∼6月。 泡をふいたような花、花色は白∼白桃。花径0.5 ~ 0.8㎜、5弁花。 実は赤く熟す。 葉の鑑賞期:4月。 花言葉:「賑やか」。
写真  ベニカナメモチ (5月4日自宅)
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オオテマリ(大手毬)

2019年05月09日 | 日記
レンブクソウ科ガマズミ属。 オテマリは、初夏の空を背景に真っ白なボール状の花を咲かせる落葉低木です。 耐寒、耐暑ともに強い。 ヤブテマリの変種で、スイカズラ科で分類されることもあります。草丈3~4m。 別名:テマリバナ(手毬花)、ハナテマリ(花手毬)、ヤブテマリ(藪手毬)、ジャパニーズ・スノーボール。 原産地:日本(園芸品種)ヤブテマリは日本、台湾、中国。日本の本州以南から九州、または台湾、中国に分布します。 花序は、ガクアジサイに似て中心部に小さな両性花(メシベとオシベを持ち普通結実する)があり、花弁が変化した装飾が縁取りの様に取り囲みます。 花後はすぐ赤い果実がなり始め、熟すにしたがって黒く変化します。 このオオテマリは両性花がないため結実しません。 花だけでなく水平に出る枝で形ずくられる整然とした樹姿も美しいものです。また、葉は秋に美しく紅葉します。 花色は白、ピンク。 3月6日、5月27日、5月28日、6月3日の誕生花。 花言葉:「約束」、「私は誓います」、「約束を守って」、「天国」、「華やかな恋」、「優雅なたしなみ」。
写真  オオテマリ(5月4日自宅)
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